PLAY+STAY賛否両論!! 片手バック!
こんにちは!
昨年のことですが、このブログにコメントが寄せられました。
以下にそのまま引用します。
最近シングルバックハンドのジュニアをみなくなりました。
レッドボールから育成すれば、再びシングルバックハンドの時代が来ますでしょうか?
という内容です。
確かに、僕の世代(現在36歳)では、半々くらいだった、
バックハンドの両手の片手の割合は
現在では、ほとんどが両手打ちになっています。
みんな片手打ちのスライスやバックボレーは起用にこなしますが、
ラリーの中でメインに使うのは、両手打ちのハードヒットです。
ちなみに、関西には男女問わず、
必ず片手バックハンドで指導するクラブもあります。
しかし一般的には、そのようにクラブでの方針で片手バックのみという
形式をとらないかぎりは、片手打ちのジュニアは増えないと感じます。
幼稚園や小学低学年では、フォアハンドも両手で打つことが多く、
バックハンドを片手でうまく打つのは、かなり困難です。
競技テニスに入る年齢が低いほど、片手バックは困難。
そして現存のトッププロに片手打ちが少ないことも大きな影響があるでしょう。
両手打ちだから強い、片手打ちだから弱いということは全くないと思うので、
片手打ちを増やしたいなら、指導者が奨めるのが一番でしょう。
片手打ちのメリットがよほど認められないかぎりは、
レッドボールがあるとはいえ、
片手打ちバックが増えるのは難しいと感じます。
ただ、こういうのは、時代の流れみたいなものがありますから、
次に増える時の理由が何であるかは、わかりませんが、
ちょっとしたきっかけで、たくさんのジュニアが幼少の頃から
片手バックに取り組む時代がくるかもしれませんけど。。。
注目記事
- ヨーロッパのコーチが選手の素質を見抜く時にまず注目するところ
- オレンジボールやグリーンボールはいつまで?
- ジュニアテニスで一気に伸びるために必要な行動
- ジュニアと親を苦しめるポイントシステムを解説!! ジュニアランキングを上げるための複数年計画の年間スケジュールとは。
- 世界中、強くなるジュニアが、テニスの練習でやっていること
- お子様に『お前は足が遅いなぁ〜』とついつい言いたくなる時に参考にしたいオーストラリアンオープンテニスのスピードデータの読み方
この投稿へのトラックバック
トラックバックはありません。