2013スペイン人エスパルシアコーチ IN 江坂テニスキャンプ!予告編!エスパルシアコーチのレッスン内容ちょっとお見せします。Part2!
エスパルシアコーチのテニス哲学
エスパルシアコーチの指導哲学は、
『テニスをわかっているかどうかは、その瞬間、瞬間で何をしないといけないのかをわかっているということ』
このようにテニスの本質をついていく思考を大切にして指導します。
練習の一例
まず下の図をご覧ください。
コートにラインを引きます。
そして斜線の部分は使わずにシングルスのラリーをします。制約は一つだけ。
すべてフォアハンドで打つということ。
このドリルで身につくことは、
①強いフォアハンドを打てる機会を増やすこと
②わざと、少し苦しい状態にまわりこませる状況をつくること
の2つです。
この練習の意味
この練習はバルセロナのサンチェス・カサルアカデミーで僕もやったことがあります。一瞬、一瞬の判断ができないと、またその判断の結果を楽しめないとうまくできません。自分も精一杯回り込んでフォアハンドを使いますが、回り込みばかりを意識しているとショートクロスが来ます。
相手を苦しめるためには、『無理な回り込みをさせること』が大切になります。
テニスは相手の弱いボール(チャンスボール)を作り出すスポーツです。左右にボールを散らすことだけがすべてではありません。無理な回り込みをさせることもそのひとつです。
①無理な回り込みをさせる。
↓
②少し弱いボールが来るのでコーナーに打ち込む。
↓
③チャンスボールが来る。
という流れを作ります。このようにボールの1球1球に、しっかりとしたメッセージをつけることが重要になります。
※2013年2月19日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2017年4月16日に再度公開しました。
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