思考力。。。
こんにちは!
先週から大阪ジュニアがスタート。
予選突破、関西ジュニア進出などなど
各自の目標に向かって頑張るしかない!
さて題にある『思考力』という言葉。
もちろんテニスに関しての『思考力』です。
今、どのようなことが起こっているのか?
それを解決するにはどうしたらいいのか?
僕たちの世代では、
『一生懸命打つ』
『とにかく集中する』
『足を止めない』
そんな精神論というか、根性論というか
ばかりが声高に言われていたような気がします。
もちろんそれは大事なことでそれがすべてとも言えます。
でもその基本的な精神論の上に確固たる『思考力』がないと
なかなか結果には結びつかない。
昨日、スペインイベントで通訳兼コーチをする
高木さんとテニス談義をしました。
高木さん曰く、
『テニスがうまくてもそれだけでは勝てない、
ゲームの中で、相手を上回る発想であったり、
問題を解決できる能力が必要だ』
ということでした。
テニスが強い人は、
テニスだけでなく、卓球、ビリヤード、何をやっても上手い。
そして勝つ。
それは運動神経の問題だけではなく、
ゲームの中でどのように相手よりも優位に立ち、
違いを見いだし、意外性を作り出すか、という能力があるからでしょう。
S級エリートコーチであり、wowowの解説でも知られる坂本正秀さんも
ツイッターで下のようなつぶやきをしていました。
先週の伊達さんとビーナスの試合直後のつぶやきです。
やはり日本人に必要なのは、思考力。
1番必要なのが思考力だと再認識する試合だった。
考える力、戦術を日本人選手達はさらに鍛える必要があると思う。
日本人にも必ず世界への道は開ける。
もちろん体力や技術(テクニック)、
そしてメンタルタフネスが、ベースにあってからの思考力です…
この思考力は、
考える習慣を身につけないと身に付かないだろうし、
考えるために必要なテクニックもあると感じるし、
指導者の力量が問われるところかもしれません。
そしてそれは、幼少の頃からの訓練が必要であるとも感じます。
野球のWBCを見ていると、
日本の野球は思考力という点でナンバー1な気がしました。
負けてしまいましたけど、体格で劣る分を何でカバーしなければならないのか?
過去世界一に二回もなっている日本の野球、『スモールベースボール』に
学ぶことは多いと感じます。
思考力UP!
楽しい課題です。
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