スライスはつなぐだけではない。。。ネットにおびきだす。


こんにちは!
ジュニアの朝練で、わざとスライスを使って
相手にボレーをさせる展開をレッドボールで行いました。
まずスライスでうまく落とせない。
そしてそのスライスを拾った方も、ボレーが怖くて後ろに下がってしまう。
というようにぐだぐだの展開でしたけど、千里の道も一歩からです。
スライスは、アイディア次第で使い方がたくさんあります。
馬鹿正直にクロスにつなぐだけと、アプローチのためにあるわけではありません。
今日は、相手をネットにおびき出す作戦を紹介します。
まずは、ジョコ対ナダル。
下の映像から。(10分37秒からスタートします)
めまぐるしいディレクションチェンジの末にピンチに追い込まれたジョコ。
一発逆転のカウンターショットも打てない体勢になってしまったので、
スライスをわざと短くきざみます。
ボールが弾まないので、ナダルもネットが高いストレートに打てません。
それをしっかり読んで動かずに待っててのスピンロブ!
一発カウンターが打てなくても、
アイディア次第でポイントにつなげることができます。

続いて伊達さん。
下の映像の最初のポイント。(映像は21秒からスタート)
まずビーナスが伊達さんのライジングを嫌って、
伊達さんのポジションを下げようとムーンボールで仕掛けてきます。
その展開を嫌ってか、わざとスライスを短く打って
ビーナスをネットにおびきだします。
そして最終的にポイントを取ります。
相手の意図をすばやく読みとって、
相手の思うようにさせないアイディアはすごいです。

こういう形でポイントが取れると、
相手に傾きかけた流れを引き寄せることができるかもですね!

この投稿へのトラックバック

トラックバックはありません。

トラックバック URL

注目記事

テニス留学・質問についてお問い合わせ