2013スペイン人エスパルシアコーチ IN 江坂テニスキャンプ!終了!伝えたいことは伝わったのか?
エスパルシアキャンプを開催するに至った経緯
思い起こせばあれは2012年の年末12月27日、寒空アウトドアコートでのレッスン中のことでした。20時から始まるレッスンをしていた時、ふとコートパスを見ると、スーツ姿の日本人とスペイン人らしき人が立ってこちらを見ている。なんだろ?と思って近づいていくと『稲本コーチですか?』と挨拶をされ、レッスン中なのでその場でお話するわけにはいかず名刺だけをいただきました。それが今回、エスパルシアさんの通訳兼コーチをしてくれた高木さんと同じ会社で働くスペイン人のマルコスさんとの出会いでした。
年明けにカフェで会って会話をし、そこから数ヶ月に渡ってカフェミーティングに合計25時間以上費やし、なんやかんやで丸三ヶ月。なんと本当にエスパルシアコーチを招いてイベントを行うことができました。準備段階では不安だらけで、申し込みを開始しても当初は、プレイヤーが集まらず頭を抱える日々が続きました。利益を追求せず、内容にこだわりたいという強い想いから少人数制にこだわり、連続5日間参加できるジュニアのみを募集しました。最低でも5日間ないと伝えることができないコンセプトを伝えようという想いからです。
伝えたいコンセプトは、きちんと伝わっているのか?
不安を抱えながら、いまいち手応えが無い水曜日には、僕も高木さんも疲労のピークを迎えていました。そんな僕たちに勇気を与えてくれたのは、エスパルシアさんの仕事熱心な様子でした。毎朝5時半に起き、その日の内容を頭でまとめて、江坂に来ます。プレイヤーが早く集まっていれば、9時スタートの練習を8時45分に早めてスタートした日もありました。昼休憩は1時から2時の1時間だけですが、1時に終わる予定のレッスンを30分延長した日が2日ほどありました。わずか30分になったお昼休憩の時間も、ジュニア達の質問に時間をかけて答え、2時にはもうコートに立って次のレッスンを始めていました。お昼ご飯を食べている最中も『俺が伝えたいコンセプトは伝わっていると思うか?』と質問攻めにされました。『え~っと。。。』と考える僕に、『答えは、イエスかノーでいい』という真摯ぶり。プロフェッショナルな仕事人を目の当たりにできて良い経験になりました。
打ち上げはしゃぶしゃぶ!
イベント最終日となった今日は3人で打ち上げ。しゃぶしゃぶで締めました。次に彼に会えるのは、日本かな?スペインかな?みんな腕を磨いて、さらなるアドバイスをもらいにいこう!!
※2013年4月7日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2017年4月16日に再度公開しました。
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