2013スペイン人エスパルシアコーチ IN 江坂テニスキャンプ!レッスン内容紹介Part6!フォアハンドのスイング!
フォアハンドのリスクワークと腕の振り方のチェック
まずは下の写真のようなフォロースルーをイメージします。キーワードは『今、何時ですか?』です。どういう意味かというと、もし右腕に腕時計をしていたら、時計の文字盤が見える形であるということです。
実際に、右腕に腕時計をすると、少し文字盤の角度は見えにくいですけど時刻が見えます。フォロースルーが小さくで首に巻き付くような形であると、時計の文字盤は見えません。そしてリストが返ってないと、文字盤は見えません。低年齢のジュニアは特に、リストが返っていないために文字盤が見えない形になる場合が多いです。しっかりとこの形を作る為に、下の写真のようにラケット面を左手で押さえてフィニッシュする練習をします。
この姿勢も、フォロースルーがしっかりしていて、リストがしっかりと返っていないとできません。下の写真のように、両手とラケットで身体の前にスペースができるような形を作ります。
そしてフィニッシュに入ります。
フォアハンドは、とにかく速く振ることを考えすぎると、フォロースルーがどうしても小さくなりすぎます。ごくまれに、小さいフォロースルーの方が合っている身体の選手もいます。今回の参加者にも1人いました。エスパルシアさんは、そのジュニアにはあまり強くこの打ち方を勧めていませんでした。でもほとんどのジュニアにとって、この打ち方は、良いフォアハンドを打つための役に立つでしょう。特に低年齢のジュニアは、リストが返りにくい傾向にあります。なかなかラケットヘッドが走らずに、グリップからばかり振ってしまいます。
※2013年4月26日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2017年4月16日に再度公開しました。
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