練習してないのに。。。
こんにちは!
過去記事で紹介したジャノビッチが、ウインブルドンでブレイクしてます。
しかも次の相手は。過去記事の動画内で倒しているマレー。対戦が楽しみです。
さて、この過去記事でも紹介しているドロップショットですが、
とにかくスペイン人というか、バルセロナで練習している選手はみんな上手かった
のを覚えています。
日本人の仲間と、『あれは盗んで帰りたいなぁ。。。』
と日々研究していましたが。。。難しい。。。
少なくとも、スペインドリルやその他の練習メニューの中に
ドロップショットを使うシーンは全くありません。
練習していないのにみんな試合になると、絶妙のタイミングで、
ショットの質もかなり高いドロップショットを打ってきます。
ドロップショット自体がうまいというより、相手の動きを読んだり、
コートの前のスペースを使うのが上手いんです。
『打ち方』神話が根強い日本では
なかなか身に付きにくい能力かもしれません。
そんな戦術面を育むために、
プレイ+ステイがあり、ゲームをベースにした
アプローチの指導が導入されたのですが、
まだまだその影響でドロップを使いこなすジュニアが
多いというところまではいっていないように思います。
個人的な意見としては、国民性も大きく影響していると感じます。
ヨーロッパの人は、サッカーやってもテニスやっても、
『遊び心』が豊富なように感じます。
日本人は、どちらかというと『真面目』タイプが多いので、
きっちりと、ドロップショットやそれを使うタイミングや場面の
指導が必要なのかもしれません。
そう言えば、20年前に日本でドロップショットを使うと、
『そんなんせんとしっかり打て!!!』
とか言われていた時代もあったのではないでしょうか。
もちろん、なんの狙いもなく、
ふざけているだけでは怒られて当然ですが。。。
自分のコートは狭く使って、相手のコートを広く使う。
後天的にもその能力は身に付くと思うのですが。。。
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