2013スペイン人エスパルシアコーチ IN 江坂テニスキャンプ!ラリー練習Part3!本番の試合で戦術が使えるようになるために!
中央から打ち分けるパターンラリー
前回の記事 2013スペイン人エスパルシアコーチ IN 江坂テニスキャンプ!ラリー練習Part2!ボールを返してゲームを作れ!!
前回と少し違ったパターンになります。
青丸の選手は中央から左右に打ち分けます。赤丸の選手は左右に走りながら青丸の選手の正面に向かって打ちます。
前回同様、15秒ラリーのペースを保ってボールをキープし続けます。
15秒ラリーの過去記事
内容的には、前回紹介した半面対全面と似ています。半面役が中央に移動しただけです。
エスパルシアコーチのアドバイス
『実際の試合のようにラリーを続けながら、攻め、守りの状況を作っていきます。こういう練習がしっかりできれば、本番の試合でも戦術が使えるようになります。』
配球や戦術をいくら頭に入れても、試合で使えなければ当然、意味がありません。実際にやってみるとわかりますが、前回紹介した半面対全面よりも、今日紹介した中央から打ち分けるバージョンの方が難しいです。15秒ラリーのペースを保ちながら、このラリーを続けるにはかなりの基本技術が必要になります。
ラリーを続けていると、色んなことが起こります。相手のボールがワイドの厳しいところにきたり、逆に緩すぎて遅いボールが来たりします。ワイドの厳しいボールに関しては、時間を適度に稼げるような球種で打ち、自分は素早く戻り、コートカバーをすることが求められます。緩すぎるボールが来たからといって、思い切り打ち込んでしまってはラリーが終わってしまいます。ある程度のスピードを保って、コントロールショットを打つ必要があります。そんな色々な事態に対処して、15秒ラリーのペースでボールをキープし続けることで様々な戦術を使いこなすことができるラリー力が身に付きます。
※2013年7月30日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2017年4月17日に再度公開しました。
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