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難しいラリー練習中

エスパルシアコーチのラリー練習を行っている最中、その内容が難しくて、ミスが増えてくると選手達は集中力をなくし始めました。

その時のエスパルシアコーチのアドバイス

テニスの試合中は深く考える時間はありません。迷っている時間が長ければ長いほど、また、集中できていない時間が長ければ長いほど、プレイに悪影響が出ます。うまくいかないことを気にしてばかりいては試合に負けてしまいます。テニスは考えすぎずに体が自然に動くようにすることが大切です。良いのか悪いのか考える前に『やる』とりあえず『やる』ことです。全力でチャレンジしながら考えましょう。

うまくいかない時こそ自分をプッシュ！

プレイヤーは、取り組んでいる練習がうまくいかない時に、『こんな練習やって意味あるんかな』と言わんばかりの雰囲気を出すことがあります。それは反抗的な態度というよりは、うまくいかないことに対するストレスが,
無意識にそうさせているのかもしれません。そんな雰囲気を匂わせたプレイヤー達に向かって言った言葉です。

難しい練習なので、心が拒絶しかかった瞬間、この言葉でプレイヤーのメンタルを保たせました。練習に対する期待が大きいほど、うまくいかない時のストレスも大きいものです。それでもコートに立ったら『やる』それしかありません。あれこれ理由をつけても『やらない』ことはなんの解決にとなりません。テニスの練習はシンプルな反復練習が多いので、早いうちに練習に対する強いメンタルを持っておく必要があります。『やる』だけです。

※2013年8月21日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2017年4月17日に再度公開しました。