守備的プレイヤー。
こんにちは!
テニスには大別すると、攻撃型のプレイヤーと守備型のプレイヤーがいます。
守備型のプレイヤーで強いプレイヤーには、足が速かったり、
根性があり粘り強かったり、集中力が高かったりと言う特徴が見られます。
日本人の好む、『我慢』とか『気持ち』などのキーワードに合致するスタイルです。
ですが実際には、守備型のプレイヤーこそ、
頭を使わなければならない場面は多いと思います。
ただ走ってなんでも拾うだけでは、限界が来ます。
コートの中で今、どんなことが起こっているのか?
を感じ、考えることが必要です。
相手の得意な所、苦手な所を把握することは当たり前。
相手が何をしたがっているのかを感じ取り、
それを封じる形をイメージできることが大切でしょう。
自分が高校生でテニス始めたての頃、
ある雑誌にマイケル・チャンのインタビューが掲載されていました。
『対戦相手によって、最低でも9つのゲームプランを使い分ける』と言っていました。
当時は何のことかさっぱり意味がわかりませんでしたが、
今になってその言葉の深さがわかります。
当時の僕には、ただ縦横無尽に走りまくって、
拾いまくっていたようにしか見えなかったマイケル・チャン。
もう一度、そういう視点で、サンプラスやアガシとの対戦を見てみたいなぁ。。。
見れますね!YouTubeって素晴らしい!!
考え方は、シンプルなものが良いと思います。
テニスは将棋じゃないですから、熟考はできません。
ただ、思考停止は大敵です。
守備的プレイヤーは、ついつい走って拾って、
神様頼みのミス待ちになりがち。
なんとか『ミスさせる』展開にしたいですね。
注目記事
- ヨーロッパのコーチが選手の素質を見抜く時にまず注目するところ
- オレンジボールやグリーンボールはいつまで?
- ジュニアと親を苦しめるポイントシステムを解説!! ジュニアランキングを上げるための複数年計画の年間スケジュールとは。
- ジュニアテニスで一気に伸びるために必要な行動
- 世界中、強くなるジュニアが、テニスの練習でやっていること
- お子様に『お前は足が遅いなぁ〜』とついつい言いたくなる時に参考にしたいオーストラリアンオープンテニスのスピードデータの読み方
この投稿へのトラックバック
トラックバックはありません。