2013版サンチェス・カサルテニスアカデミーの練習徹底検証!!Part6!前への動きを磨き上げる!
前への動きを磨き上げる!
前回紹介した動画は1週間の短期でトレーニングに来ていた選手でしたが、今日は同じドリルで長期でトレーニングしていた選手の動画があったので紹介します。
2013版サンチェス・カサルテニスアカデミーの練習徹底検証!!Part3!前への動きを徹底的に鍛えるドリルが凄い!
こちらの方が、細かいところまでしっかりスパニッシュしてます。まずは、動画をどうぞ。
まずは、身体の向きを作って移動。
しっかり踏み込んで打つ。
前回よりも強調されているのはこの部分。踏み込んだ右足で地面を蹴って、戻っています。打った後、左足が前に来て、その足で戻る動きを使いません。
ちょっとかごで見にくいですが、フォアも同じように打っています。
踏み込んだ足で戻っています。
基本の身体感覚を身につけるには、これくらいしっかりと型にはめることが重要という考え方です。実際に、この動きを徹底すれば、打点がしっかりと身体の前に取れるようになりますし、腕の加速もしやすくなります。実際に試合中に、こういう打ち方をしようと言っているのではなく、ボールを打つ時の身体感覚をきっちりと身につけるための型です。当然ラリー練習になると崩れやすくなるし、試合になると崩さないと対応できません。
2013版サンチェス・カサルテニスアカデミーの練習徹底検証!!Part5!ラリー練習ではドリルでの硬い動きをなめらかにしていくところが良い!(後編)
下の動画が、前回紹介した短期の選手の練習です。
しっかり止まって打ってますが、戻る動きでは、後ろ足を出して戻っています。
当然、試合中はこのような動きになります。試合中とドリルとでは、動きが異なるのがスパニッシュです。試合中に無心でボールに反応しても、ボールにパワーとコントロールが伝わるように、ドリルとドリル内のコンセプトが設定されています。
※2013年12月17日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2017年4月20日に再度公開しました。
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