2013版サンチェス・カサルテニスアカデミーの練習徹底検証!!Part24!埋めなければならない2年間の差!
埋めなければならない2年間の差!
今日も昨年末に訪れたサンチェス・カサルアカデミーの感想を。。。一言で言ってしまうと。。。『2年遅れているなぁ~~』という感じ。夏にヨーロッパジュニアツアーを見た時にも感じましたが、日本のU14のジュニアのテクニックが向こうではU12でそのレベルに達している。日本のU16のレベルが向こうではU14といった感じの印象を受けました。そして今回、たくさん動画に登場している9歳の男の子は、日本でいうU12のレベルにあります。9歳ということはU10のカテゴリーになります。
向こうのジュニア達は、U16くらいになると、テニスを選択するかその他の人生を選択するのかを決定します。勉強などをしながらテニスを続けていくことを選択すると、授業の量が増えたり、テニスアカデミー内の学校より、しっかりした学校に通い、テニスは夜だけになります。日本でいう部活の感じです。対して、テニスを選択すると、学校も行かず、テニス1本の生活です。トレーニングして、試合を回り、フューチャーズ・チャレンジャーに挑戦していきます。16歳くらいには遅くともその世界に挑戦していきます。
先に紹介したヨーロッパジュニアツアーはU12とU14がメインです。U16は少しありますが、U18はありません。U12とU14でヨーロッパ内で経験を積み、U16ではITF、それ以上に挑戦する仕組みになっています。U18がジュニアのゴールと位置づけている日本のジュニア界と比べるとその辺りも2年早いということになります。逆に言えば、その2年を縮められると、可能性が広がってくると思います。
※2014年1月23日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2017年4月20日に再度公開しました。
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