感想戦3。。。落とし込み。
こんにちは!
今日、コーチ達で雑談していると、あるジュニアプレイヤーAが、
練習マッチの時にスライス系のショットやドロップショットを
混ぜ出したという報告がありました。
『ふ~ん。。。』
と、聞いていましたが続きの話を聞くと、
『前日に稲本コーチに教えてもらった』と言ってたということでした。
いやいや、俺はそんなん教えてない。
??まてよ。。。
前日はたしか感想戦を行った日だ。
試合後にお互いに試合について語り合う
感想戦については過去記事をどうぞ!
過去記事 感想戦。。。
過去記事 感想戦2。。。
スピン系プレイヤーのAは、対戦相手のBに、
『スピンが弾んで打ちにくいけど、それだけだから対応できる。
浅いボールが混ざると嫌。』と言われて、初めてそのことに気がつきました。
そして次の日には、練習マッチで使っていたのです。
いや~、効果絶大ですね、感想戦。
ドロップショットやスライスを指導しても、
それを試合で使える所まで落とし込むのは結構大変です。
特に戦い方がある程度出来上がっている選手に伝えるのはとても繊細です。
ドロップショットやスライスが有効なシーンで
それを使ってもらうようにするのは、骨が折れます。
理想的なのは、『必要は発明の母』というシチュエーションを作ることです。
ドロップショットやスライスが必要だと理解すれば、
それを使うようになるし、練習するようになります。
これまでも各ショットの練習はしていましたが、
試合で使うことはほとんどありませんでした。
感想戦によってその必要性が理解できたことはとても意義あることです。
今日も感想戦を行いましたが、まだまだお互いの戦術をうまく表現できない。
表現できないということは、打つことばかりに興味があって、
戦術に頭が回っていないということであり、
戦術とは何かがまだ理解しきれていないということです。
根気よく続けることで、さらなる効果が期待できそうですね。
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