簡単なことは後回し〜3。。。
こんにちは!
前回に引き続いて、『レシービングスキル』について。
前回の記事 簡単なことは後回し~2。。。
ボール出し練習のみでは、
『レシービングスキル』は身に付きにくい。
1、準備 2、予測 3、反応 4、打球 5、リカバリーの5つの要素は
どれも相手があって初めて成立するものです。
もちろん、レディポジションや、リカバリー時のフットワークなどは、
ボール出し練習でも身につきます。型だけにこだわれば、
ボール出し練習の方がきっちり身に付くでしょう。
ですが、準備一つとっても、型だけがすべてではありません。
自分が打ったボールによって次の準備は変わってくるわけで、
自分が打ったコースによってリカバリーの位置やスピードは変わってきます。
どのように工夫すれば、
4の打球が簡単になるのかを練習することはとても大切だと思います。
難しいボールを打つ打ち方を考えすぎるがあまり、
ボールを簡単にとらえることが頭からなくなってしまっているキッズもいます。
ボールを打つ瞬間に、『難しいボールだ』と感じてしまった時点で、
1、準備 2、予測 3、反応 5、リカバリーが不十分だった可能性が高いと思います。
また、『レシービングスキル』に注意点をもっていった方が、
練習中の集中力も維持しやすいように感じています。
低年齢は打ち方から指導して、
徐々にラリーや試合など難しいことにチャレンジして行くという流れよりも、
最初からPLAY+STAYを使って試合をして、
戦術や『レシービングスキル』を身につけて行く方が良いのではないかと思います。
守備的な選手は知らず知らずのうちに、
守備的な選手よりの『レシービングスキル』を身につけていたりします。
攻撃ばかりで守備ができない選手はその逆のことが言えるでしょう。
戦い方を構築するのにも、
『レシービングスキル』の学び方は重要な役割を担うでしょう。
打ち方はとても大切な要素ですが、
テニスというゲームで勝ち残るには『レシービングスキル』は
とても重要だと思います。
テニスを始めた時から、打ち方と平行して学んで行かなければ
ならないものだと思います。
『レシービングスキル』については、
下記リンクのブログに書いてあるのでご覧ください。
オフィスワイズのふたりごと 『レシービングスキル』
オフィスワイズのふたりごと 『レシービングスキル その鍛え方』
3回目になりますが、簡単なことは後回しでいいんじゃないかな。。。
注目記事
- ヨーロッパのコーチが選手の素質を見抜く時にまず注目するところ
- オレンジボールやグリーンボールはいつまで?
- ジュニアテニスで一気に伸びるために必要な行動
- ジュニアと親を苦しめるポイントシステムを解説!! ジュニアランキングを上げるための複数年計画の年間スケジュールとは。
- 世界中、強くなるジュニアが、テニスの練習でやっていること
- お子様に『お前は足が遅いなぁ〜』とついつい言いたくなる時に参考にしたいオーストラリアンオープンテニスのスピードデータの読み方
この投稿へのトラックバック
トラックバックはありません。