レシービングスキル 予測。。。
こんにちは!
以前の記事でレシービングスキルを紹介しました。
以前の記事 簡単なことは後回し~2 レシービングスキル
①準備②予測③反応④打球⑤リカバリー
の要素からなるテニスの動きのことです。
④の打球のところばかりに興味を持ちすぎると良くなく、
試合に勝ちたければ、全体の能力を上げることが大切です。
春休みの一日練習会で取り上げた、
ジュニアチームでのレッドボールダブルスの中でも、
レシービングスキルはとても重要な役割を持ちます。
速いボールが使えないだけに、このレッドボールダブルスは、
『動き』の部分がとても大切になります。
今日は、②の予測の部分がうまくできているシーンをお見せしますね。
まず、この動画をどうぞ。
高校生から小学6年生までが混ざってレッドボールでダブルスをしています。
みんなTシャツの色が違うので
シャツの色で解説させていただきますね、笑。
パートナーが右に追い出されて、
センターが空いた状態でボールがネットインしてしまいます。
その瞬間、左右幅広く守れるように、
ピンクの選手はスプリットステップで後ろに飛んで、守備を固めています。
結果的に二人の間に打たれたボールを、
戻ってきた赤の選手が返球しますが、
もし取れなかったとしてもピンクの選手は後ろにいてカバーができています。
そして次にその返球が浮いてしまい、
黄色の選手がボレーの体勢に入ります。
写真のようにラケットの面が
アングルボレーをする時の面になっています。
それを見て、ピンクの選手は左方向に走り、返球します。
それと同時にもうひとつ動きが入っています。
青の選手です。
ピンクの選手の打球姿勢を見て、
弱いボールが来ると予測して、スプリットステップで
大きく前に飛んで、ネットに詰めてきています。
甘い返球を決める体勢ができています。
このように瞬間的にネットに詰めています。
最後は嫌な高さにロブが上がってしまい、
スマッシュをミスしてしまいました。
ピンクの選手のロブ返球が良いところに上がりました。
欲を言うなら、黄色の選手が左利きなので、
センターにロブを上げれば、両方ともバックなので
強いボールが打てません。より効果的なロブになったでしょう。
このように次の予測は、レッドボールなどのゲームであっても、
レギュラーボールであっても同じです。
レッドボールでのミニゲームでうまく動けなければ、
普通サイズのコートでもおそらくうまく動けません。
PLAY+STAYは使い方次第で、
色んな練習に使えますね!!
P.S.4月29日と5月5日の1日練習会が、
どちらもキャンセル待ちが出ております。
ただ今、少しでもたくさんのみなさんに参加いただけるように調整中です。
もう少しお待ち下さい。。。
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