ボールを作る。。。
こんにちは!
昨日はレッスン後に、
関西オープンを見に行った後輩コーチとミーティング。
出場選手が打っている球質・球筋について話し合いました。
練習中ボールを打つ時に、また打たそうとしている時に
どのような球質を打とう(打たそう)としているのかが
しっかりイメージできていることはとても大切です。
打ってるだけで、疲れるだけの球出し練習や、
ただつないでいるだけのラリー練習では、
『質』の部分では物足りないと言えます。
目指しているボールが、
どれくらいの回転量で、
どれくらいネットの上を通過して、
どれくらいバウンド後に伸びがあるのか。
そこにフォーカスして打ち続ける必要があると思います。
思い返せば、10年前にバルセロナ留学から帰国した当初は、
現地でプロ(クズネツォバ・フェレイロ)や
プロ予備軍(マレー・モナコ・ガバシュビリなど)が
打っていた球質が鮮明に頭に焼き付いていたので、
ひたすらそれを目指して打たせていました。
(小学3年生に。。。)
ボールの質はとても大切で、
ボールの質のランクが違えば、やりたいことは
何もやらせてもらえなくなります。
目指すべき球質は、よく登場するこの動画の選手が打っているように
(動画では球質まではわかりにくいですが、)
守りにも攻めにも使えるボールです。
守りながら攻められるボールと言うべきでしょうか。
少ないリスクで少しずつ相手を追い込んでいけるボールです。
数日前に書いたように、
テニスは相手がいるところに打つことがほとんどです。
過去記事 相手がいるところ。。。
回転量があり、バウンド後に跳ね上がり、
ネットの高いところを通過して、空中での伸びもあるボール。
しっかり戦うには、そんなボールを習得することが必要です。
色んな戦術を操ることを学びながら、しっかりと戦える球質を作りあげる。
そんな環境が理想です。
関西ジュニア強化練習会は、
5月25日と6月8日は、満員ななりました。
6月1日はまだ空きあります。
そして、6月15日以降も引き続き行います。
募集はまたこのブログにて行います。
もうしばらくお待ち下さいね。
注目記事
- ヨーロッパのコーチが選手の素質を見抜く時にまず注目するところ
- オレンジボールやグリーンボールはいつまで?
- ジュニアと親を苦しめるポイントシステムを解説!! ジュニアランキングを上げるための複数年計画の年間スケジュールとは。
- ジュニアテニスで一気に伸びるために必要な行動
- 世界中、強くなるジュニアが、テニスの練習でやっていること
- お子様に『お前は足が遅いなぁ〜』とついつい言いたくなる時に参考にしたいオーストラリアンオープンテニスのスピードデータの読み方
この投稿へのトラックバック
トラックバックはありません。