2014ハンガリーテニスヨーロッパ視察で学んだこと!Part3!ドロップショット!
ドロップショットはクレーでは有効!
今日もヨーロッパジュニアツアー、ハンガリアンオープンの動画紹介です。今日はクレーコート戦術の定番、ドロップショットを使うシーン3連発です。ドロップショット自体のテクニックもありますが、試合の中でそれを使うことがみんな上手です。まず1つ目。相手のポジションが後ろ過ぎることを感じとって決めています。
相手を右に大きく振ります。
振られた後、ディフェンスを考えて画面手前の選手はポジションをかなり後ろにとっています。そこを見抜いて前にドロップショットで決めています。
2つ目。
長いラリーの末、相手を右に追い出してネットについてドロップショットです。
長いラリーで相手を振り回し、コート右に追い出して自分はネットにつきます。
手前の選手は、ネットに出てきた相手に対して、しっかりと足下に沈むボールを打ちますが、冷静にドロップで決められます。
3つ目。
先にドロップを仕掛けたのは画面手前の選手ですが、相手に読まれてしまい、逆にドロップで決め返されてます。
まず手前の選手がドロップ。テイクバックで面が上を向いていて、スライス系のショットを打つことが相手にバレています。
ドロップを読んで前に走り、逆に下がっていく相手に対してドロップで決めています。
3つとも、ドロップショットの技術とそれを使いこなす発想が兼ね備わってできるポイントです。相手コートの前の空きスペースを普段から意識すること、相手の心理を読むことが必要になります。
※2014年7月9日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2017年4月18日に再度公開しました。
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