2014ハンガリーテニスヨーロッパ視察で学んだこと!Part8!スライス系のショットで変化をつける!
スライス系ショットで変化を作る!
今日もハンガリーでのヨーロッパジュニアツアーU12の動画を紹介します。今日はスライス系のショットをうまく使いこなしているシーンを2つ紹介します。クレーコートの選手というと、グリグリのトップスピンばかりでボレーが苦手という先入観があるかもしれません。ですがドロップショットの上手さを見てもわかるように、スライス系のショットもとても上手いです。まず一つ目は、スライスのアプローチからファーストボレー、スマッシュで綺麗に決めたシーンです。
バックのスライスでアプローチ。
相手のパスに対して、
ローボレー、
浮いてきたボールをスマッシュ!!
そして二つ目
ドロップショットの応酬から、ネット際での球さばきの上手さに注目です。ドロップショットをドロップショットで切り返し、それを拾ったところをボレーで仕留めています。
リターンからドロップ。
返球もドロップ。
それをスライディングしながらスライスで処理しますが、
きっちり読まれて、
オープンコートへ!!
前半の動画のジュニアは、かなりの頻度でスライスのアプローチからネットへ出ていました。実際に朝の練習でもコーチとそういう練習をかなりしていました。そしてこちらでは、色んな種類のボール遊び的なゲームをウォームアップや休憩中にすることが多く、その中で細かいタッチやボールさばき、ポジション取りを学んでいます。一見グダグダに見えるその遊びの中で学ぶことは多く、天然のプレイ&ステイという感じです。上手に遊べる選手は、試合の中でも上手くスライス系のショットやトリックショットを使えます。遊びって大切なんです。。。
※2014年7月15日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2017年4月19日に再度公開しました。
注目記事
- ヨーロッパのコーチが選手の素質を見抜く時にまず注目するところ
- オレンジボールやグリーンボールはいつまで?
- ジュニアと親を苦しめるポイントシステムを解説!! ジュニアランキングを上げるための複数年計画の年間スケジュールとは。
- ジュニアテニスで一気に伸びるために必要な行動
- 世界中、強くなるジュニアが、テニスの練習でやっていること
- お子様に『お前は足が遅いなぁ〜』とついつい言いたくなる時に参考にしたいオーストラリアンオープンテニスのスピードデータの読み方
この投稿へのトラックバック
トラックバックはありません。