錦織選手、両手バックハンド!
こんにちは!
今日も錦織選手の動画から。
両手のバックハンドって、人によって打ち方や使い方が違います。色んな分け方がありますが、今日は面の使い方に着目。
よく一般のスクールでは、『面を上に向けないように~』なんて指導します。でも上を向いてもうまくボールを打てればいいはず。そっちの方がやりやすい選手もいると思います。
反対にナダルのように、すべてきっかりとスピンをかけて打ってくる選手もいます。
本人がどんな感覚でテニスをして、どんな感覚でバックハンドを打っているのかが大切だと思います。
今日は錦織選手のリターンから。
センターに入ったサーブをバックハンドで逆クロスに打っています。面はやや上を向いていますが、スライスではありません。ボールが外に逃げるように上手くラケット面をコントロールしています。
途中再生にならない方は54秒からご覧ください。
サーブに対して、
開き気味の面で、
逆クロスへ!
ジョコビッチもこの使い方をよくやりますよね。正面でのラリーや、スペインドリルでは、身につかない打ち方です。
面は上を向いているし、ラケットヘッドも返ってないし。。。パワーテニス全盛ですが、そのパワーをしっかり受け流すテクニック。
コーチが一律同じ打ち方に揃えるのではなく、選手の感性を大切にしないとこういう打ち方はできるようにならない気がします。
ま、一律同じ打ち方に揃えるよりもコーチの力量が問われるとも感じますけど。。。
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