ワンセット。。。
こんにちは!
昨年4月に江坂TCでクリニックを行ってくれたスペイン人コーチのエスパルシアさん、彼が教えてくれたのは戦術の大切さであり、練習の『質』の大切さです。
背景には、彼が選手時代の練習の『量』の多さがあり、10時間ほどやっていた、やらされていたみたいです。
そのため、怪我をすることもあり、自分がコーチになった時は、『質』の部分に着目したようです。とはいえ、6時間くらいは練習させているようですが。。。
彼の練習は、パターンを決めたラリー練習がほとんど。最初は、クローズされたラリーで、ストレートクロスの様なパターンをひたすら続けます。
そして徐々にオープンな内容になり、ストレートクロスから、コーチの合図でポイントを始めるという形を取ります。
このクローズの状態のラリーのパターン、それからポイントを始めるきっかけを何にするかによって、練習メニューがたくさんできます。
例えば、バックハンドどうしのクロスラリーを続けて、どちらかがフォアに回り込んだらポイントスタートなど。
ただ。。。
大阪のトップジュニアがたくさん揃ったんですが、クローズの状態(スタンスじゃないですよ、パターンが決まっているという意味です。)のラリーがペース良く続けられなかっかたんです。。。
当たり前ですが、求められる基本能力の水準がかなり高かったです。
そういえば。。。
エスパルシアさんのクリニックをまとめたものを発表しようとまとめていて、完成間近で止まってる。。。
それはさておき、何が言いたかったかというと、『質』と『量』はやっぱり両方大切で、高い『質』の練習をしようとすれば、それをこなせるだけの基本練習の『量』をこなしていないとできない。
『質』の高い打ち方をマスターしようとしても、それに必要なトレーニング・ストレッチ・動作作りなどに『量』を割かないとできない。
『質』と『量』は、ワンセットです。
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