ついつい言っちゃう。。。


こんにちは!
昨日は寒すぎでしたね。。。
日曜日のレッドボール大会会場では保護者の方々が熱心にお子様にアドバイスする姿がたくさん見られました。
『言うと険悪なムードになってしまうのはわかってるんですけど、ついつい言っちゃうんですよね~。』ってある保護者の方とお話をしました。
会場で色々と聞いていて、言ってあげる時のささやかな注意というか、うまくいくコツがあります。
たくさんありますが、二つほど。
①身体の部分を現す言葉はすごく曖昧なものであるということ。
アドバイスの中で、『腕』とか『腰』とよく使う言葉ですが、どこからどこまでが『腕』なのかってとても曖昧です。
そして『腰を使って』なんて言われても何を使っていいのか意味不明です。
子供達は、大人の言う通りやろうとしています。それで子供達のパフォーマンスが変わらないのであれば、うまく伝わってないということです。
スイングなり、戦い方なりを変えようと思ったらある程度(と言っても結構長い)時間がかかります。
長年コーチをやってると、『AをBに変えようとした時に、今の練習環境だと3ヶ月かかる、それをなんとか2ヶ月と2週間に縮められないかなと考えてアドバイスする』ようなことを考えたりしています。
低年齢とはいえ、身体の柔軟性、動作連動性は人それぞれです。そこが変わらないとパフォーマンスは変わりません。
変える手法は、頭の中にイメージを作り上げたり、身体動作を作り上げたり、球出ししながらのスパルタ式声かけだったり色々です。
②大人と同じような動きにはならない
これも結構重要で、特にリストワークなどは大人と同じようになるには、早くてU14くらいです。
ついついプロ選手の動きやフォームを、そのまま当てはめようとしてしまいます。
身体が未成熟なので、良いボールを打つにしても、大人と同じようなフォームにはなり得ません。
特に低年齢からオープンスタンスのみで打たせるのはいただけません。ボールに入っていく感覚を養うためにも、踏み込むことが必要です。
とりあえず二つだけ紹介しましたが、この二つも掘り下げるとすごく深くなります。
また機会があれば書きたいと思います。
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