いつも明確に。。。
こんにちは!
まだまだ寒いです。。。
大阪ジュニアまで約一ヶ月、体調管理をしっかりしましょう。
さて、今日は少しひねくれた記事。
題名にある『マジックワード』という言葉。僕が勝手に名付けたのか、ネットやテレビで聞いたのか忘れてしまいましたが、その言葉を聞くとなんとなく心地良くて、それ以上考えることをやめてしまう言葉のことを自分でそう呼んでいます。
ウィキペディアで調べてみると、『要求を呑んでもらうことが必要な場面で大きな効果を発生させる語』とあります。僕はちょっと違った風に使ってますね。
指導の現場でもこういう言葉ってたくさんあるんです。
例えば、この練習って『コーディネーション』能力の向上にすごく役に立つ。とか。。。
『コーディネーション』って言ってることはわかりますし、必要なのはわかります。それを否定しているわけではなく、肯定しています。
でもね。。。
あまりにアバウトに『コーディネーション』って言葉だけで、練習の説明を済ましてしまうと、『コーディネーション』は身につきにくいんじゃないかと思う時があります。
具体的にどういったコーディネーション能力をあげて、それによってテニスのどの部分に好影響がでるのかまで理解し、上達イメージがあった方がいいと思います。
ま、そんなこと言ってたら物事進まないやん!ってことなんですけどね。
なぜこういう練習をするのか?についてしっかりした考えを持つことは大切だと思います。特に指導者はね。
そういったアンテナを立てておくと、自分が『マジックワード』をたくさん使ってしまっていることも気づきます。
数値化されず、論理的な根拠もなく、使っている言葉って意外と多いものです。
感覚的な言葉を使って指導していても、そこに論理的な根拠がある場合とない場面では、結果に大きな違いが出ます。
僕は基本的になんでも疑ってかかる方なので、講習会やミーティングでもついつい質問しすぎて相手を不快にさせてしまうことがあります。
お父さん、お母さんもコーチの指導を見ていてなんでそんなこと言うんやろ?って思ったら質問してみるといいと思います。(あくまで不快にさせない程度にうまいことね。)
いつも明確な答えが返せるコーチでありたいと思います。
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