アイディア豊富に。。。
こんにちは!
またまた雨。。。
しかもしばらくは天気が良くなさそう。。。
さてさて、WOWOWの解説でおなじみ、フローラン・ダバディさんのTwitterにこんなコメントがありました。
TOP50に44%の選手が29歳以上!(23歳以下は、ティーム、べゼリー、ソックのみ)
なかなか興味深い数字ですよね。
ベテランが活躍できるようになり、若手が台頭しにくくなってきている。
ツアーのプランニング、体力の維持やメンテナンス、勝つために必要な技術・不要な技術など、科学的にテニスを捉えて情報を集めている賜物だと思います。
テニスのコーチも、一昔前と比べると必要性が変わってきていますよね。単にコートに行ってレッスンをするだけ、自分の経験を伝えていくだけ、というスタイルとは変わってきています。
とにかく情報収集は、とても大切になっています。勝つために必要な技術・不要な技術について突き詰めていくには、数字による裏付けが必要になります。
色んな数字に興味を持って調べていく必要がありますね。指導者としての感覚で、問題はここにあるんじゃないのかな?っていう所と、数字によって弾きだされた問題点が合致することがベストでしょう。
とはいえ、そっち方向にバランスが偏りすぎるのも良くない。今まで行ってきた当たり前のテニスの練習を当たり前に長い時間をかけてこなしていくことも、とても重要です。
ま、バランスです。
昨日今日と江坂TCにて、ニューバランスのイベントがあました。ラオニッチのサーブスピードを出すマシン、ラオニッチロボが登場し、240キロくらいのサーブを参加者はリターンし体感していました。
240とかすごい数字ですが、ほとんどの人類にとって、この数字はちょっと出せません。ラオニッチはサーブ4本につき1本はエースらしいです。
なのであまりサーブが速くないにもかかわらず、サービスゲームのキープ率が高い選手を探して、そのスタイルを勉強していくと必要な練習がわかってきます。
①色んなコースに色んな球種で打つことができる。
②打点や打ち方で、コース・球種が読まれにくい。
③相手のリターンに対して、自分がそのポイントを支配できるようなショットでラリーをスタートできる。
④リズムを変えて打つことができる。
⑤ダブルフォルトが少ない
などなど。。。
男の子は、元々色々とやりたがるのでバリエーションができやすいのですが、女の子はシンプルになりがち。サーブのコースを狙っていないジュニア選手もたくさんいます。
ですが、セレナのような弾丸巨砲サーブが打てないとなれば、アイディア豊富に相手を翻弄していくことを低年齢から学んでいくことは、とても重要です。
そんなんツアーを回り出してからでいいでしょ。って考えていると良くなくて、テニスを始めた時から、テニスはそういうもの、サーブってそういうものっていうことを指導していかないと。。。
またグダグダと書いてしまいました。とりあえず、ラオニッチロボのサーブはボディに来たら、身体を貫通しそうに見えました。笑。錦織選手は、どうやって勝ってるんでしょうね。。。
iPhoneからの投稿
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