日本と海外の環境比較① 練習時間。。。
こんにちは!
GWは日本のテニス環境と海外のテニス環境を、比較していこうと思います。
海外といっても、僕が留学していて、その後も何回も足を運んでいるバルセロナのサンチェス・カサルアカデミーとの比較がほとんどです。
第一回の今日は、練習時間について。練習時間は1日5~6時間。この中にはフィジカルトレーニングの時間も含まれます。
日本のジュニアはだいたい3時間ですから、1万時間の法則に達するまでに、日本では約2倍の年月がかかることになります。
そして、練習開始は朝です。朝からテニスをして、昼から学校、夕方からまたテニスというスケジュール。それでも高校卒業までの資格は取得できます。
日本のジュニアは、朝から学校に通い、夕方から夜にかけて練習します。当然睡眠時間を削ることになります。
この練習時間、練習開始時間の違いはかなり大きいと感じます。日本の場合、やっぱりまだまだ競技テニスは、部活の延長という位置付けになってしまっています。
スポーツが文化として根付いていないのかなと感じます。
テニスをやるなら、テニス中心の学校、テニスアカデミーの存在がとても大切になるでしょう。
バルセロナでは小学校から、サンチェス・カサルアカデミーに通っているジュニアがたくさんいます。
サンチェス・カサルだけでく、アメリカやオーストラリアなどでもまずテニスの練習時間を第一に考えたアカデミーばかりです。
平日の昼間に練習ができるので、土曜の午後からと日曜日はしっかりと休むことができます。練習と休みは1セットです。
日本のジュニアは、空いている時間になんとかテニスの練習時間を詰め込んでいるという感じ。
ま、それはそれで良いこともあると思うのでなんとも言えないんですが。。。
比較するとそんな感じで、大きなビハインドであると感じています。
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