日本と海外の比較② 試合・大会。。。
こんにちは!
今日は海外との比較第二弾。
試合数の多さの違いです。
とにかく至る所で大会が行われていて、しかもすべて3セットマッチ。
ETAなどのヨーロッパ全体のランキングがつく組織から、地域の大会まで試合の数がたくさんあります。
大会数も違いますが運営方法にも違いがあります。
まず、月曜日から一回戦が始まり1日1試合で週末に決勝というスタイルが普通です。
1日で一回戦から決勝まで行う日本と大違いです。
ETAは、U14とU16はカテゴリー1・2・3に分かれていて、ポイントによって上のカテゴリーにエントリーできるようになっています。
カテゴリー1は、ヨーロッパのトップが集まるのでかなりのレベルです。毎週のようにヨーロッパの何処かでこの大会が行われています。
ですがU12はカテゴリー3しかなく、U12は試合経験が結果より大切であるというコンセプトが見られます。
スペイン国内の大会や地域の大会もとても多く、試合のために練習をするんだという空気が作りやすいです。
日本の試合の少なさだと、どうしても練習のために練習しているという風になりがちです。
国際大会のITFジュニアも週末に予選、月曜日から本戦で週末が決勝という形式。フューチャーズやチャレンジャー、グランプリもそのような日程です。
そもそも試合というのは、そういう日程の中で行うもの。1日1試合で、勝っても負けても試合後に練習する、そんな中で成長が加速されます。
僕の留学中も、午前中に負けたらすぐにバスに乗せられてクラブに帰りたっぷりと練習させられました。
そんな試合・大会の存在も大きな差だと感じています。
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