評価できていない。。。
こんにちは!
今日は興味深い記事があったので紹介します。
サッカーであのFCバルセロナの下部組織でプレイしていた久保君が、色んな事情があって日本に帰ってくることになりました。
この記事で問題にされているのは、日本のジュニア選手に対する過剰な報道。
僕がバルセロナに留学している時も、将来を期待されている日本人ジュニアがいました。そのジュニアが掲載されている日本のテニス雑誌を見て現地のコーチが、『やりすぎだ。。。』と言っていたのを思い出しました。
スポーツができることはすごいことですが、ジュニアをジュニアとして見て、彼ら彼女らの将来のことを考えて接することはとても重要なことです。
記事にあるように、ほんの少し変な注目の仕方をされただけでも、調子がおかしくなり、戻るまでに時間がかかります。
ここではあくまで、テニスについて書きますね。テニスが終わっても人生は続いていくというような、道徳的な考えもものすごく大切ですが、今日はその観点は横に置いておきます。
テニスやサッカーはスポーツであり、子供達にとって楽しいもの。特に才能があり、結果が伴っているジュニアにとっては、さらなるチャレンジが楽しくて仕方ないという状況。
そこに大人からの過度なプレッシャーは、その子供のチャレンジ精神に悪影響を与えてしまいます。
テニスなら、安全なプレイを選択しがちになります。
それを避けるために、ヨーロッパジュニアテニスツアーのETAは、U12のカテゴリーでは、カテゴリー3しか設けません。他のカテゴリーは1までありトップまで順番を決めますが、U12ではトップまでは決めません。
同じくサッカーでも、ブラジルは低年齢では勝ち上がっても地区大会までしかなく、国で一番は決めないというのを聞いたことがあります。
過度な期待は、選手を潰してしまうということを国全体で認知しています。
日本では、テニスの後の人生も考えて道徳心や常識を教えるという観点はありますが、テニスの成長によくないという視点は少ないように感じます。
大雑把にいうと、負けても良いテニスをしているということを評価できていないと思います。
野球なら、甲子園に出ていなくても、プロのスカウトが見抜いて見出してくれるんですけどね。
長くなりましたが、良い選手がたくさん生まれるには、そんな空気作りも必要だと思います。
P.S. 5月10日の3セットマッチ練習会のマッチングは、4月28日に決定してメールします。参加希望の方はお早めにエントリーお願いします。
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