日本と海外の比較③ 指導の統一。。。


こんにちは!

今日も日本と海外の違いについて。
今日の内容は、バルセロナというかスペインのお話。

指導について。

指導について感じることは、一貫性が強いということ。そしてテニスの戦い方についての指導が多く、打ち方についてはそれほど細かい指導がないということ。

テニスの指導というものに、『打ち方を学ぶ』という先入観がある人は、もしかしたら何も教えてくれないと感じる人もいるのではないかと思います。

毎日毎日、コーチが変わっても指導される内容は変わりません。それは統一された考えをコーチが共有しているから。

先日見た友人が出すDVDでも、鳥肌が立つほど、僕が受けていた指導と同じ内容でした。違う都市のテニスクラブなんですけどね。

その指導が選手に合うかどうかではなく、『クラブとしてはこういうスタイルで指導をする、それが合わないのなら他のクラブへ行ってね』という雰囲気があります。
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そういうと傲慢な聞こえるかもしれませんが、傲慢な雰囲気は全くなく、毎日熱心に指導してくれます。

ただクラブとしての方針が存在し、それを守り抜く覚悟があります。

そしてなんというか、これはニュアンスが難しいのですが、指導にそんなに強制力を感じないんです。

『絶対に言う通りにしろ!さもないと。。。』的な雰囲気はありません。

ですが、来る日も来る日も語りかけるように、同じことばかり繰り返されるのも辛いものですが。

僕自身も何回も、『もっと他に教えることないんかい!』って心の中で叫んでました。

でも、当時高校生くらいのマレーやモナコの練習を見ていても、やっぱりコーチ達は同じことしか言っていないんです。

勝敗を分けるポイント、試合の最終局面、相手の心を折る瞬間に、どんなプレイをするのかということを、コンコンと頭に、そして身体に擦りこまれるわけです。

驚くのは、サンチェス・カサルのコーチは10年たった今も同じことを言っているし、二年前に江坂でクリニックを行ったエスパルシアコーチも、もうすぐ友人が発売するスペインテニスのDVDに出てくる、テニスバルのコーチもブレずに同じ内容です。

ここ10年でさらに結果を積み上げましたからね。まだまだブレないでしょう。

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