テニスの感性。。。
こんにちは!
今日は、ある選手のグリップについてコーチ達でミーティング。ちょっと厚すぎなんですが、変えるかどうか考え中です。
グリップを変えること自体は、時間さえかければ簡単なんですが、それによってその選手が持つ『テニスの感性』まで失われてしまっては、なんにもならない。
過去にもグリップを変えて、普通の握りになったのは良かったものの、『攻撃性』まで失われてしまって結果が伸び悩む選手をたくさん見てきました。
その選手の場合は、『攻撃性』でしたがその『テニスの感性』の部分は選手によって異なります。
大人の当たり前の枠の中に当てはめてしまうと、尖った部分まで削り取ってしまう恐れが大いにあります。
たかがグリップでそこまで考えるか?って?
即断即決で変えた方が良いと判断できる選手もいます。ですがそうでもない今回のようなケースもるあります。
動画を取ったので何回も見直して、話し合って決断したいと思います。
大人は保守的な当たり前の考えは得意ですが、尖った部分を残しつつとなるとそんなに得意ではありません。
ジュニアを保守的な発想でチェックすると、どんどんアイデアが湧いてくるもの。でもそれでは、よくあるスタイルで怖くないテニスができ上がってしまいます。
尖った部分を残して、その他のバランスを取りながら、時間をかけて形を作っていくと、怖さを残した強いテニスになっていきます。
その選手の最終的な怖さが、『攻撃性』なのか、『ひつこさ』なのかを見抜いてそれは絶対に失わないように、細部を改善していかないといけませんよね。
もう少し動画とにらめっこすることにします。
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