球出しについて。。。


こんにちは!

週間天気予報では、日曜日が雨。。。関西ジュニア強化練習会&小学生トーナメントがピンチ!!

まだしばらくあるので、天気予報が変わることに期待しましょう!

さてさて、表題の球出し。
コーチによって色々だと思いますが、僕の場合、ボール出しはかなり気を使って出します。

球質は、低くて勢いがあり打ちやすいボールと、少し高く山なりで勢いがなく死んだボールの大きく分けると2種類。

あとはこの2種類をグラデーション的に、ケース・バイ・ケースで比重を変えていきます。

そして出すボールによって選手をうまく誘導できるように、ボールがバウンドする位置や、ボールとボールの間隔に神経を使います。

ほんの少し、スピンをかけたりするだけで、選手のフィーリングがよくなることもあれば、悪くなることもあります。

①選手が気持ちの良い、リズム・テンポで打ってもらえるようにする

②選手の動きを引き出すために、早めのテンポにする。

③選手にしっかり打つことをしてもらいたいので、遅いテンポにする

など、同じ練習メニューでも出すボールを変えて負荷を変えています。

当然ですが、レベルが高い選手ほど、①②③のどれが来てもミスなく、こちらのイメージ通りのスイングができます。

①②③が混ざるとミスをしてしまう選手は、リズムの変化についていけない、もしくは、リズムの変化に気がついていないと言えるでしょう。

大切なのはこちらのボール出しに対して、選手がどのようなスイングをするのが正解なのか、出し手がわかっていることです。

時には選手が、正解の上を行く大正解を出すこともあります。その場合は、大正解に気がつくことも必要です。才能ある選手ほど大正解を出してきます。

もっと選手がイメージ通り動いてくれるように出せないか、もっと選手が良いフィーリングで打てるように出せないか、日々試行錯誤です。

選手一人一人で変わってきますしね。。。

選手の調子をあげたり、選手のパフォーマンスをあげたり、自由自在な球出しを極めていきたいものです。

球出しに関して書いていてすごく感じるのは、このフィーリングを言葉にするのはものすごく難しいなぁということ。

言葉にできない感覚ばかりです。大きく分けて二つとか、①②③とか、そんなにシンプルに表現できるものではないですよね。まさしく、テニスと同じですね。

さて、ウダウダと一日の反省をしたところで全仏でも見るとしよう。

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