考える。。。考えない。。。
こんにちは!
9月スタート!
一日一日を大切に、コートに立ちましょう。
今日は興味深い記事があったので紹介します。陸上メダリストの為末大さんの記事。
同じスポーツとしてテニスでもよく起こり得る問題。
負けた原因を探り、考え、練習に生かしていくことはとても大切。負けても、な~んも考えない選手は駄目。
負けたとはいえ、今練習している取り組みは正しい方向に向かっていることが確認できて、修正の必要はない場合もあります。
無理して負けた原因を探ろうとして、小手先の技術や変えなくてもいい戦術を変更してしまい、かえって良くない方向に向かうリスクもあります。
ジュニアの場合、2年・3年先を大局的に見ながら方向性を決めることが必要です。誤解を恐れずに言えば、1ヶ月・2ヶ月先は、それほど重要視しなくていい。
1ヶ月・2ヶ月で変わることなんて、1ヶ月・2ヶ月で元に戻ります。
怖いのは、選手がコーチに話さずに自分で考え過ぎて、答えを出してしまうこと。
選手はコーチと違って、長い時間軸での思考ができません。こればっかりは、経験とキャリアが必要です。
為末さんの記事にもありますが、あまり真面目に考えない選手の方が、伸びるように感じるのは、考え過ぎて誤った解釈をしないからです。
先日の記事で僕が書いたように、良くないプレッシャーはかからない方がいいんです。
負けたから、何がなんでも学ばないと。。。って考え過ぎても、自分自身に良くないプレッシャーをかけることになってしまいます。
考え過ぎたから、答えが見つかるというものではありません。でも成長する選手は、よく考えている選手です。
考えることも大切ですが、同じくらい考えないことも大切なんです。
テニスだけでなく、なんでもそうな気がします。自分の脳味噌を自分の脳味噌を使ってコントロールしていかないと。。。
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