平行して。。。
こんにちは!
江坂TCでは、関西学生リーグ。
団体戦の独特の緊張感がいいですね。
さて、昨日の続き。
今日は
③とにかくポイントをとって、ゲームにさえ勝てばいいという考えでいいのか?
について。
プレイ+ステイの基本コンセプトは、『ゲーム・ベースド・アプローチ』です。
打ち方からアプローチするのではなく、ゲーム・試合からアプローチするという方法です。
簡単に言うと、戦い方の指導になります。
一般的にジュニアの選手は、戦術に興味を持ってくれにくいもの。
ショットを良くしたり、ショットの調子にはものすごく敏感ですが、それを使ってどうやってポイントを取るのか?については、あまり意識がいきません。
プレイ+ステイを使って、低年齢の頃から、どうやって相手からポイントを取るのか?という意識を持たせることは大切だと感じています。
サッカーで例えると、強いシュートを練習するだけが得点につながる唯一の方法ではなく、自分達の武器をどのように使えば得点につながるのかを考えられることも大切だと思います。
そういうのって、最低限のショットを覚えてからでしょ?って思うかもしれませんが、覚えてからではもう遅いとも考えられます。
卵か先か?鶏が先か?的な議論になりますが。。。
ゲームにさえ勝てばいいのか?ではなく、早くからゲームを通じて学べることは学んでおこうという考え方です。
例えば、レシービンクスキルというものがあります。サービスリターンではありません。過去記事を参考にして下さい。
これらの能力も、あれこれと口で言うよりも、プレイ+ステイでゲームをしていると自然と身についてきます。
先日の記事でも書きましたが、初めて試合をしたキッズが20分くらいでセンターにサイドステップで戻っていました。
テニスに必要な技術を、球出し練習で学ぶことも大切ですが、試合を通して学ぶことも大切。
プレイ+ステイは、後者の学びもテニスを初めた時から平行して取り入れていこうという試みです。
当然、これまでの指導も大切ですし、おろそかにするつもりはありません。
長くなったのでまとめはまた明日。。。
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