国民性的に。。。
こんにちは!
テニスは対人競技です。
一人ではできません。
ただ試合中は、対戦相手以外にもう一人戦わなければならない相手がいます。そう、自分自身です。
試合中と言いましたが、練習中もです。
ヨーロッパのジュニアをたくさん見てきた僕の印象ですが、日本のジュニアはあまり負けず嫌いではありません。
負けず嫌いであれば、対戦相手に勝つために、自分自身に勝つ術も当然身についていきます。自分自身に勝てないと勝負は勝てないですから。
正のスパイラルです。
対戦相手に対して、負けず嫌い度が低ければ、自分自身にも勝てなくなります。
負のスパイラルです。
持論ですが、日本人の場合、自分自身に打ち勝つ→相手に勝つという順序の方が合っている気がします。
相手に勝つために自分自身をおさえるという感じにはいかない気がします。
試合に負けた理由に、メンタルが弱いというのを良くききますが、正直ピンと来ないことが多いです。
自分自身の緊張と、どのように付き合っていくのか?ということが課題ならわかるのですが、緊張を感じた瞬間に負け、緊張を感じないようにしたいと言うのは無理です。
日々、自分自身に打ち勝つことができるようにプッシュしていきたいですね。
それにはコーチもそうしないといけないですね。まず怠けずに走ります。はい。
付け足しておくと、日本のジュニアは、試合態度が落ち着いていて、自分自身を見失わずに戦いきれるので素晴らしいと良く言われます。
ヨーロッパでは、負けず嫌いが先行して自分自身を見失ない、荒れた試合態度で負けてしまうジュニアをよう見ます。
長所と短所は表裏一体で、悪い面ばかりではありません。
良い面から伸ばしていくことで、共通のゴールを目指して進むことができます。
国民性的に考えて、自分自身に打ち勝つ→相手に勝つという流れがいいのかなと思います。
秋の夜長に、内転筋のお勉強をしながら、そんなことが頭に浮かんでしまいました。。。
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