変わらないマインド。。。
こんにちは!
昨日は雨で、インドアでのオンコート組みと、オートテニススペースでのトレーニング組みに分かれて練習。
トレーニングでは、ハムストリングスを効果的に使ってボールを打つ動作作り。
ちょっとした休憩時間にジュニアとお話。僕達のジュニアの頃は、『膝を曲げろ!』くらいの指導しかなかった。
今は、バイメカ・スポーツ科学が進んで、本当に効率が良い練習が増えた、という話をしました。
世界のトッププロが打つ瞬間の写真だけを見て、膝が曲がっているから、膝を曲げる。僕がジュニアの頃は、まだまだそんな感じでした。
身体がどう連動して、そこでどんな筋肉が効果的に働いて、なんてものはなかったです。
ま、高校生になってから、『水飲むな!』から『水を飲め!』に変わったのは、良かったですけどね。
でも今、一緒に働いていて感じることですが、僕より年上のいわゆる『水飲むな世代』は、本当にタフです。。。
勝てない部分がたくさんあります。
科学は進んでも人間は同じ。変わらない。
やっぱり人間としてのたくましさは、テニスの上達にとても重要だと思います。
今日、自分よりもかなりランキングが高い選手とラリーの機会を得たジュニアに対して、こんなアドバイスをしました。
『上手い選手と練習したら、とにかくミスをせず、こころのなかで相手とミスの数勝負をしよう。そしてそこで絶対に勝つ。そうやって自信をつける。その積み重ねで、対戦した時に勝てるようになる』
当たり前ですか?
でも格上の選手とやると、とにかくバコバコ打って、格上の選手にペースを作ってもらって、気持ちよく打って、上手くなった気がして終了ってこともよくあります。
これやっちゃうと、もったいないです。格上の選手相手にどれだけ、自分のボールを打ち、ボールコントロールできるかが重要です。
科学が進んでも、人間のマインドは変わらない部分があります。おじさんは、クドクド話をすることにします。
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