きっかけが訪れるまで。。。
こんにちは!
『キライなことをやれと言われてやれる能力は後で必ず生きてきます。』
イチロー選手の言葉です。
思うようにうまくいかない時に、努力を継続できる能力は、とてもとても重要だと思います。
テニスってレベルが上がる時は、1年間くらいでエスカレーターを登るように上がっていくものです。
でも上がらない時は、どんなに頑張っても1ミリも上昇できません。
自分自身のプレイヤーとしての経験上もそうだし、コーチとしてたくさんの選手を見てきた経験上もそうです。
僕は、『キライなことをやれと言われてやれる能力=思うようにうまくいかない時に努力を継続できる能力』だと思っています。
テニスは何をきっかけに上手くなるかわからないもの。
きっかけが訪れるまで、努力を継続できる能力が必要になります。
そりゃあね、そのきっかけを作ろうと日々努力するのがコーチです。でもそんなに上手くいきません。
やっぱりね、偶然性を味方につけるしかありません。(その偶然性を高めるのがコーチ)
選手はどうしても好きな練習ばかりやりたがるもの。本当は自分の魅力ではない部分を自分の魅力と勘違いしていることが、ままあります。
基本を忠実に守ることで浮き上がって出てくるものが、本当の自分の魅力であり自分のスタイルです。
本当の自分のスタイルを見つけ出し、上昇のきっかけに出会うまで努力を継続できる能力は、キライなことをやることで育まれます。
イチロー選手の言葉にそんなことを考えました。。。
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