サッカー見て、テニスを学ぶ。
こんにちは!
さて昨日の続き、アルビレックス新潟バルセロナの留学生は高校卒業後にこちらに来ています。チームは、こちらカタルーニャ州リーグ4部の試合に出ています。今はオフシーズンですが、毎週試合があり、上位進出を目指して練習しています。
高校までサッカーに打ち込んできて、まだ夢を諦められない若者のチャレンジの場という感じです。ですが中には、高校まではラグビーをやっていてサッカーは初心者という方もいます。語学取得やスポーツビジネスを肌で学び取るためにチャレンジに来ているという感じです。高校出て2年間アルバイトしてお金を貯めてきたと言っていました。僕がお金を貯めてスペインに来たのは26歳。6年も早いわけで、素晴らしいチャレンジで羨ましく思えます。
コーチはスペイン人で、昼間は教師、夕方からはアルビレックス新潟バルセロナのコーチ、そして月に数回はカタルーニャ代表のコーチも務めているそうで多忙なコーチです。この方とも食事ができたのでお話することができました。英語があまりできないので、岡崎さんに通訳してもらいながらでした。選手育成に対する大変さ、気持ちはテニスもサッカーも同じです。(この後ろ姿の方がコーチです。)
スペイン人選手も交えての食事会でしたが、やっぱり喋っているのはスペイン人ばかり、どうしても日本人は口数が少なくなってしまいますね。。。
そして昨日午後からは、ベガルタ仙台のジュニアユースチームがこちらの大会に出ているということで見に行きました。対戦相手はビジャレアルのユースチーム。これまたテニスにおける日本人vsヨーロッパの対戦によくあるパターンでの敗戦に、本当に共通点が多いなと改めて感じました。
試合の最初は、テクニックで押して、アイディアで攻めて良い流れを作っていたんですけど、得点はできず。ふとした瞬間に1点取られると、あとはガタガタと崩れて0−3でした。(岡崎さんや、アルビレックス新潟バルセロナのメンバーと一緒に観戦しました。)
これね、テニスも全く同じなんです。1stセット4−2くらいまでは、技を駆使してなんとかいける。でもそこからが取れない。。。一度、流れを失うと全くポイントを取る術を失ってしまい負けてしまう。。。サッカーを見て、テニスを学ぶ。ヨーロッパと日本の差はなんなのか?貴重な経験です。
さらに興味を持ったのは、この大会を企画運営しているのがなんと日本人であったこと。これがパンフレットなんですが、参加チームは8チームでビジャレアルやマラガなどスペインリーグでお馴染みのチームもありヨーロッパのチーム7チームと日本のベガルタ仙台。日本のチームに良い経験の場を与えようと、この大会を作ったそうです。素晴らしい試みだと思います。
特にこちらの選手は、練習マッチと本番の大会とではテンションが変わりますから、ちゃんとした大会を作るのはとても良いことだと思います。日本のサッカー界のために企画している姿勢はとても勉強になりました。大会運営に忙しそうなのに、突然話しかけたにもかかわらず、5分間ほど話をしてくれて、とても良い刺激になりました。
テニスの予定がなくても、いろいろと刺激がもらえる日々に感謝です。焦らない、焦らない。。。明日、月曜からは、サンチェス・カサルアカデミーで、ETAU14がスタート。三年前に視察に来た大会ですね。前回は前半を見たので、今回は週末の後半戦をじっくりと見ます。
三年前に視察に来た時の過去記事です。
グラナダのU12も一緒に載っています。
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