エスパルシアさんと待ち合わせ。スペインテニスについて思い出しながら。。。


こんにちは!

昨日15時にアリカンテに到着。バレンシアより南に位置するスペインの街。バルセロナに比べると観光客の数が少ないです。物価は同じくらいかな。

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さて、今日はエスパルシアコーチが、朝10時に迎えに来てくれて、アリカンテのテニス環境を案内してくれます。

フィリピンやシンガポールの時もそうでしたけど、本当にありがたい話です。エスパルシアコーチは、かつて世界二桁の選手(ギジェルモ・ガルシア選手)のツアーコーチもしていて経験豊富。エスパルシアさんが付いていた時にギジェルモ・ガルシアは、ナダルを倒しました。

フロリダとスペインに拠点を持ち、ここ数年はアジアで指導していました。おそらくまたアジアに戻るんじゃないかな。

スペインテニスの練習というと、日本ではサンチェスのカサルのスペインドリルが、This is スペインテニス的に伝わってしまっています。

ここ最近では、バレンシアのテニスバルの練習法なんかも伝わっていますね。エスパルシアさんの指導方法はまた少し違います。興味ある方は過去記事をどうぞ。

サンチェス・カサルの指導法にもテニスバルの指導法にも、エスパルシアさんの指導法にも共通点はあり、それはクレーコートで勝つためにとても必要なことであり、テニスというスポーツで勝つための本質につながっていきます。

たくさんの指導を見ることも時には大切だと思います。(僕はテニスバルのは、DVDでしか知りませんが)

一言でこれが共通点だ!というのは表現できませんけど、勝つために必要なエッセンスの塊であることは確かです。特徴は、『戦い方』を指導することでしょうか。とにかく徹底的に戦い方を教えます。

試合中に集中しなければならないことの、ベクトルをいつも合わせてくれます。育成年代・フューチャーズ、チャレンジャーレベル・それ以上のトップクラスレベルによって、リクエスは難しくなっていきますが、僕でも理解できないほどではありません。実行は不可能ですが。

そして試合中だけでなく、選手達が方向性を示してもらいたいのは練習中です。選手は自分が取り組んでいることに不安を感じるものですし、時には指導者の言うことを聞かずに我を通したくなるものです。

あの手この手で方向性を示してあげることになります。選手個人の性格や国民性などにもよりますから、ここは多様な対応が存在するとこです。ただ、スペインのコーチは方向性がブレません。成功例がたくさんありますから。

でもそれが良いのかというとそうともいえないですよね。過去の成功事例ばかりに頼ると良くないです。色んなことを考えながら、頭の中を整理してエスパルシアさんと楽しくドライブしながら、色々と聞いてこようと思います。

そろそろ待ち合わせの時間です。

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