2週間世界の環境で日本人をサポートして感じた日本人の3つの強み
現在8名のジュニアと1名のコーチの引率でスペイン、バルセロナにあるサンチェス・カサルアカデミーを訪れています。私自身が14年前に1年3ヶ月滞在し選手として修行を積んだ場所でもあります。2週間に渡る滞在も最終日を迎えました。日本人が世界のテニス環境で揉まれているのを見て発見できることは、何も弱点ばかりではありません。日本人が優れている点、世界に誇ることができる点もたくさん感じ取ることができました。
①忍耐強く努力し続けることができる
今回担当してくれたコーチ陣も口を揃えて評価してくれている部分です。うまくいかなくても感情を抑えて、黙々とボールを打ち続けることができます。ヨーロパの選手は感情のコントロールが苦手で、うまくいかないと感情をあらわにしてテニスにマイナスの影響がでます。
②礼儀正しくマナーがいい
テニスコートでもレスランでもマナーが大切なのは世界共通。譲り合う精神だったり、綺麗に施設を使用する精神は世界中どこでも喜ばれます。練習が終わった後にコーチにお礼を言ったり、その際にペコリと頭を下げるジェスチャーは、海外のコーチに人気です。
③うちに秘めた闘志がある
大声を出して闘志むき出しという感じではありませんが、戦うことに関して貪欲です。そして戦うことに対して真剣に向き合うことができます。
3つの要素は表裏一体で時にはマイナス面になりうるが、それは各々が未熟だから、決して悲観的に考える必要はない
これら3つは、
①努力することが目的になってしまう
②ストレスが溜まってしまう
③アピールが下手
などマイナス要因の引き金になるように考えられることもありますが、いろんな経験からこれらの質を上げていけばいいだけ。ベースとしてはとてもいいものを持っているとバルセロナのコーチは言ってくれています。
日本人は好かれている
事実、日本人は好かれています。アメリカの大学への留学に関しても、上記の理由から日本人選手に興味を持つテニス部の監督が多いです。真面目で努力ができる国民性は世界中で好かれます。
世界に飛び出そう!!
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