ナダルを倒したコーチの着眼点を日本で学ぼう!!
3月の箱根キャンプで指導していただくスペイン人、エスパルシアコーチは、ギジェルモ・ガルシア・ロペス選手の帯同コーチとして世界を転戦し、90位前後だったランキングを40位まで上げた実績を持っています。特筆すべきは、2010年のタイ・オープン優勝で、SFではナダル選手を破っての優勝でした。
なぜランキング40位の選手がナダルに勝てたのか?
2010年のナダル選手は全盛期です。そう簡単に勝てる相手ではありません。ランキングやシードを見て、自分が勝てるかどうかを判断してしまう人は、勝てる可能性はほぼないと思ってしまうでしょう。そういう状況でも自分ができることを明確にして、相手の苦手なことを見つけ出し、なんとか勝てる方法を考え抜くことで勝つ可能性は上がってきます。
(中央がエスパルシアコーチ、右がギジェルモ・ガルシア・ロペス、左はナダルのコーチに就任したカルロス・モヤ)
エスパルシアコーチの指導は戦術指導
エスパルシアコーチの指導は戦術指導がメインです。子供達に考えることの大切さを教えてくれます。考えることを学ばないと、試合中の頭の中は不安でいっぱいになります。頭の中が不安で満たされて、『どうしよう。。。』と思っている状態は、考えている状態ではありません。ですが子供達はそれを考えることと混同しがちです。考えることには具体性が不可欠です。具体性を持たせるには、具体例を学ぶことが必要です。
コートに入れば一人で戦うテニス
テニスはコートに入ったら後は全て一人で戦うスポーツです。どのように頭を使えば良いのか?世界のトップ選手はどのように頭を使うように指導されているのか?考える必要があることはどんなことで、逆に考えても仕方がないことはどんなことなのか?エスパルシアコーチと過ごす5日間でたくさんのことを吸収してほしいと思います。私も全力でサポートしたいと思います。箱根キャンプに参加希望の方は、下記リンクより要項を読んでエントリーお願いします。
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