見た目ボレーは苦手なヨーロッパのジュニアが実はとても上手いこと
それは、
ボールをさばく(色んな方向に散らす)こと
です。
フォーム
ボレーのボール出し練習において、低年齢のうちから、綺麗なフォームで打てるのは、ヨーロッパの選手よりも日本人の方が多いと感じます。
ボール遊び
ネットを挟んだミニゲームや、ネットなしの状態でのボール遊びのようなゲームを見ていると、ボールを
・散らす
・さばく
能力は、ヨーロッパの選手はとても高いです。(特に男の子)
(4人でやると横にも打てるルールになるので打てる角度が広がる)
遊びのメリット
相手の嫌がるところを素早く判断して、そこに角度を変えるだけでコントロールすることで、ボールさばきを学べます。また、テニスコートの中で起こりうる角度以上の角度が生まれるボール遊び(真横に打ったり、マイナスの角度に打つこともある)は、感覚を磨くにはとても良いと思います。
本質
最終的に必要になるのは、オープンコートにさばく能力です。
・左右に散らす
・長短の距離の調節
などがシンプルにできるほど、ポイントにつながりやすいです。相手がパッシングショットを打った場所から、できるだけ遠いところにボレーを落とす能力が求められます。
とっさに打てる!
・力負けしない手首の角度
・コンチネンタルグリップで力が入る身体の角度
などを学ぶことも大切です。ですがゲームの中でボレーを生かそうと思えば、ボールをさばくことを感覚的に学ぶ練習をしておくと後々役に立つと思います。綺麗に打つことばかり練習していると、とっさに深くつないでしまって、パッシングの餌食になりやすいです。特にボレーは、感覚的な要素が強いショットなので、低年齢の時の感覚の育て方で差がでるショットだと思います。
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