ジュニアテニス、結果にこだわる所・こだわらなくてもよい所。
競技テニスの低年齢化が進む中、
目先の結果にとらわれてはいけない
というマジックワードをよく聞くと思います。
前提
目先の結果にこだわらなくても良いのは、成長特性があるからです。
成長特性・・・成長度合いに個別差と特徴があること
子供達には、成長度合いに下がります。±2歳とか±3歳とか言われています。ここに差があると、当然、勝ち負けの結果には影響が出ます。
目先の結果と目先の結果ではない結果
目先の結果・・・勝ち負け
目先の結果ではない結果・・・勝ち負けによって浮き彫りにされる、どのようなテニスをしているか?
低年齢であれ、テニスというスポーツのスキルを学んでいるのであれば、
・攻守があるか?
・プレイの意図が見えるか?
・自分次第のテニスか相手次第のテニスか?
などなど、成長度合いが追いついてきた時にしっかり勝てるかどうかを、見極めておくことは大切です。
ヨーロッパ
低年齢のテニスヨーロッパや現地の大会でも、体格の大きいジュニアや無理しないテニスのジュニアが勝つことが多いです。ですが、『目先の結果ではない結果』を大切にする文化もあり、勝ち負けに対するプレッシャーが強くなりすぎないようにしています。
『目先の結果ではない結果』を大切にする文化に関する過去記事
逆
この『目先の結果にとらわれてはいけない』は本当は、逆の意味でも大切にしなければなりません。成長度合いが早いジュニアは、将来強くなりたければ、カテゴリーをあげたり、ハードな練習をする時期を他のジュニアよりも早める必要があります。
勝ち負けよりも大切なことがあるというのは、感傷的な問題ではなく、実は切実な問題です。
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