スライスは必須アイテム


小学生の女子選手対象で、『女子選手でもスライスショットはマストアイテム』テーマに3時間の練習を行いました。

球出しとラリーを交えて、
①運ぶスライスと厚いあたりのスライス練習
②ドロップショット、ロブ、外に逃げる軌道の3種類のスライスタッチ
を練習し、それらを用いたポイント練習を行いました。

イベントを通してジュニア選手に伝えたのは、
①女子でもスライスは多彩に使いこなせる必要があるということ(難しい状況の時に逃げるだけでなく)
②ショットは練習すれば上手くなるけど、その使い方は積極的に使っていかないと上手くならないということ

の2点です。


(写真とイベントは無関係です)

①女子でもスライスは多彩に使いこなせる必要があるということ(難しい状況の時に逃げるだけでなく)
スライスは厳しい時に使う守りのショットというだけでなく、攻めの布石として使うという意識が必要だということ。海外のジュニア選手は、本当に上手くスライスを攻撃の起点として使ってきます。
そのためには、スライスの中で様々なタッチを使いわけるように基本練習することが大切です。
フラットやスピン系も何種類も使えるようにするのと同じです。
・運んで時間を作る
・滑らせて低い位置で打たせる
・曲げて追い出す
・伸ばして効果的なロブにする
などなど多彩なスライス回転のアイディアが必要になります。

②ショットは練習すれば上手くなるけど、その使い方は積極的に使っていかないと上手くならないということ
スライスというショットが打てることと、それを本番の試合で使いこなすことな間にはかなりの距離があります。
どうすれば使いこなせるようになるのか? それはたくさん使ってたくさんの成功体験と失敗体験を積むしかありません。
その為に必要なのは、ノリ良く挑戦していくマインドです。しっかり打てるボールでもとりあえず、スライスを混ぜてみる。そんな遊び心が必要になります。

低年齢のうちからスライスショットの多彩さを覚え、ノリよく試合で使っていくことで、幅広いスライスの活用法をマスターしていきましょう。

次回のイベントは来年1月を予定しています。

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