動き出しの重要性
週末は中学生女子選手を集めてイベントを行いました。
攻撃的な展開をするテニスをテーマにして、トレーニングとテニスを繰り返してパフォーマンスを高めました。
これまでの練習会よりも少し負荷を高めたので、キツかったかもしれませんが、股関節周りの強化は良いショットの構築には必須ですので、
テニスをしない日もコツコツと続けてもらえたらと思います。
またテニスをする前やテニス中に行うことも効果的です。
トレーニングの意味としては筋力をつけることだけでなく、
筋肉に刺激を入れてテニスのスイング中に使えるようにすると言う機能性アップの効果があります。
そして今回は試験的にいつもフリーコートでラリーをしているウォームアップの時間に、
パワーポジションと目の動きを作るトレーニングを入れました。
テニスは高速でボールが行き来する競技です。
先手を取れる方が圧倒的に有利で、
左右に振られ切った状態からカウンターが打てる男子と違って
女子選手は特に先手を取れることが必要だと考えています。
そのために必要なことは、反応速度を早める構えと目の能力、そしてそれを維持する集中力です。
これができている選手は次々とボールの上がりっぱなを捉えて攻撃的にプレイすることができます。
意識せずともそれがデフォルトなのでただラリーをしているだけでも能力が高まります。
合図が出てからジャンプをするまでの反応速度を計測すると、トップアスリートで0.3秒、反応が良くないジュニアテニス選手だと0.8秒くらい。(機材によって数値は変わると思いますので、あくまで数字は参考までに)
そして能力が高い選手は高い数値を維持できますが、よくない選手は反応速度にムラが出ます。
練習時間中はできるだけ高いクオリティで自分の反応速度を保つ必要があります。
・足を動かす
・キョロキョロしない
・構えを大切にする
これらは全てこの反応速度を高いクオリティを保つために必要なことだと思います。
練習会は毎月行っています。
前月の15日に要項を発表致します。
公式ラインに登録していただくと1日早くお知らせします。
ご希望の方は下記URLよりご登録お願いします。
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