自分が楽しむため
なんで小説なんて書いてるん?
と聞かれると
「自分が楽しむため」
という答えになってしまいます。
言い方を変えると自分のために書いているという感じ。
ブログに関しては、ジュニア育成に関することが多く。自分の内省を踏まえて書いてはいたけど、やっぱりジュニアやその保護者のためにという感じだった。書きながらこの文章はあの子に向けて、この文章はあのお父さんを励ますためなどと、顔を思い浮かべながら書いていた。
その後始めたYouTubeは、編集に手間がかかるところが変に楽しくて、小学生の頃にダンボールを使って戦車を作ったりロボットを作ったりしていた感覚で楽しんでいた。同時期に始まっていたYouTubeチャンネルの中でダントツで視聴数は少なかったが大して気にせず続けていた。しかし、ひょんなことからある動画が、たくさん見られてしまったことで、再生回数を気にするようになってから、楽しめなくなってしまった。またそのうち再開したいと思っているが、一つの動画をコンスタントに作るには生活スタイルの見直しが必要になるので、なかなか難しい。
ブログとYouTubeの2つの経験から、小説を書くにあたっては、
・自分が楽しむ
・自分が満足する
ことを一番に考えて創作している。
基本的にジュニアテニス選手が登場する物語ばかりですが、
1作目の『ぺしゃん』は、勝つために必要なあともう一歩について考えた小説であり、その続編である『ずるずる』という作品は、僕自身が最初の留学でスペインテニスの強さについて受けた衝撃について掘り下げた作品。
じゃあ、なんで発表しているの?
と意地悪なもう一人の自分が聞いてくるんですが、その答えは、
僕自身が誰かが自分自身のために書いている物語やエッセイが好きだから
という理由に尽きます。
売れるために作られたものはもちろん面白く読むけど、誰かが頼まれもしていないのに、自分の思考を掘り下げてわちゃわちゃと遊んだり、ドロドロに悩んでいる作品も面白い。
小説って漫画と違って読むことにパワーがいるから、2作目くらいまでは、近しい友人に読んでって無理やりお願いしてたけど、申し訳なくなってやめちゃいました。
それでもなんのSNSでも紹介していないのに、新作が出ると読んでくれている人がいて驚くやら、嬉しいやらです。
次は漫画に挑戦したいなぁと思っていますが、絵が描けないので、早く生成AIを使ってネームが作れれば漫画が作れる世界になってくれなんかなぁと思っています。
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