火曜日はコーチの技術紹介!
こんにちは!火曜日はコーチの技術紹介!
今日は「うれしい共有」について。
先日、小学二年生の男の子にフォアハンドストロークの指導をしていた時のことです。
その子はどうしても野球のバットのように、
ボールの上からラケットがでてしまい、スライスのあたりになります。
どうやってもそのくせが治りません。こうなるとこっちも意地です。
ホワイトボードを持ってきて、したのような絵を書きました。
ちょっとわかりにくいですが、ラケットヘッドの通り道を書きました。
とにかくラケットを一回下げてもらいたくて、
その通り道を何度も素振りして説明しました。
その後、ボールを出しながら練習した所、20球目くらいでうまくいきました。
当然ボールも綺麗な軌道を描いて飛んで行きました!
その次も成功!その時に彼の口からこんな言葉が飛び出しました。
「あ~、平仮名の『つ』をひっくり返したような感じか!」
なんかわかるようなわからないような表現ですが、
彼が理解してくれたことはわかりました。
「わかったか?」「はい!」というやりとりではなく、
彼が頭で理解して体得できたことがよく伝わってきました。
コーチが伝えたことを、自分の言葉で表現してくれる。
これこそが、伝わった瞬間です。
このような「うれしい共有」をたくさん経験しましょう!
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