負けてもいいんだよ。負けてよかったんだよ。
こんにちは!
今日からテニス全仏オープン開幕だ~!楽しみ~!
ってなわけで、僕はテニスを観るのが好きで、自分でプレイするのも好きで、ほんでもってテニスを教えることが仕事でその教えることも好きで、テニスのことが好きな人も好きである。んでもって、サッカーのFCバルセロナの試合を観ることが好きで、本を読むことが好きで、iPhoneいじって情報を集めることが好きなのです。読書は乱読と言っていいほどで、漫画からなんか小難しそうな本まで読む。てきとーに。今は昭和史に興味がある。
さてさて、僕の場合、これらの好きな物で得た情報をリンクさせてしまう癖がある。というか、当然リンクしてしまう。社会的に見ればすべてはつながっていると思う。地球上で起こっていることなのだから。そして、いつもそのリンク先はジュニアの育成という所につながってしまう。。。テニスコーチや学校の先生にかぎらず、子供の教育に関することにはそれなりに、みんな関心がありますよね!
産業的に見ても、教育産業は未だに加熱していく一方であると思う。三歳で人生が決まるなんてことも言われている。それくらい幼少のころからの英才教育が必要である、と思っている人も多いと言うことだ。先日テレビで韓国のゴルフの英才教育の状況を放送していたが、学校も行かずに、ゴルフ三昧。最高の設備で世界に通じるプロを目指していた。実際に結果も出ているみたいだ。
実際に日本のテニスにもそういう英才教育の流れは来ていて、小学生でトップをとることが求められ、そうでないジュニアは、何か駄目な存在であるかのようだ。要するに、『テニスやゴルフで頑張ることを通じて何か人生で大切なことを得る』というようなことは、今や言えなくなっているのではないかと思う。
口を開けばそんなことばっかり言う指導者いますか?僕は最近、そんな人みたことがない。負けてもいい、弱くてもいい、頑張ったやないか!って言う人いますか?もしいるとしても、条件つきだと思うんですね。頑張った内容をものすごく細かく言うんです。あんなトレーニングもやって、メンタルもこうやって鍛えて、毎日これだけ努力したんだから。。。とか言う。
てきと~に、がんばったんやからええやないか!って言える大人がいないんですよ!頑張るってそんなに小難しいことですか?こんなこと言ってると僕がてきと~に仕事してるみたいですね。。。笑。。。
僕は今、知り合いのトレーナーと高い打点でのフォアの強打に必要なトレーニングも含めて、打ち方の指導をしっかりと構築したいと思ってます。トレーニングや練習方法を考えることは僕の仕事です。それとは、別に一人のおっちゃんとして子供に伝えることってあると思うんですよね~。1円のお金にもならない言葉です。それが、負けてよかったんちゃう?だと思うんです。そのあとごちゃごちゃ理由づけせずにです。
僕は負けて良かったんだよ。って言える大人の復活を待っている。僕はとてもじゃないけど、言えない。笑。もうとっくに色んなことに巻き込まれていて、そんなにシンプルに行動できない。。。笑。
そして、以前はそう言えた人が、どんどん言えなくなってきているのも、見てきている。。。
ナダルのコーチである、トニーが言ってました。
『テニスだけが人生じゃない』
2、3日前から、ナダルの故郷スペインでは本日行われる地方選挙に先駆けて、政治の不安定さから大規模なデモが起こっています。しかし、現地で見に行った人によると、暴動に発展するような雰囲気ではなく、平和的な意思表明をしている感じみたいです。日本人って我慢強いんだけど、こういった意思表明が苦手です。僕が、このブログで書いていることを読んで、「俺は自分の考えを活字にするのは怖いわ~」なんて人ばっかりです。
逆だと思うんですけど。。。書かないと自分が何考えてるかわからないのが人間なんじゃないのかな?意思表明しないと、意志がなくなっちゃうんじゃないのかな?
何事も他人事ですませて、自分も他人に迷惑をかけない代わりに、他人からの迷惑も堅くお断りするという今の日本において、これではいけないいじゃないの?っていう意思表明ができるおっちゃんなら言ってくれると思うけどな、『負けて良かったんじゃない?』って!
iPhoneからの投稿
注目記事
- ヨーロッパのコーチが選手の素質を見抜く時にまず注目するところ
- オレンジボールやグリーンボールはいつまで?
- 世界中、強くなるジュニアが、テニスの練習でやっていること
- 外人って何食ってるからあんなにデカくなるんだろう?海外のジュニア選手の食事。
- ジュニアテニスで一気に伸びるために必要な行動
- ジュニアと親を苦しめるポイントシステムを解説!! ジュニアランキングを上げるための複数年計画の年間スケジュールとは。
この投稿へのトラックバック
トラックバックはありません。