金曜日はコーチの技術!スペインでのドリル以外の練習。


こんにちは!

長い間、スペインドリルとそのコンセプトについて紹介してきました。

(興味ある方は、火曜と金曜の過去記事を見てもらえるとうれしいです。)

スペインでのテニスと聞くと、

クレーコートとスペインドリルというイメージが強いですよね。

僕が留学していたアカデミーは、1日6時間という練習時間でしたが、

スペインドリルの占める割合は、時間でいうと1時間~長くて2時間くらい。

平均すると1日1時間半程度でした。

午前の練習が4時間、午後が2時間という構成でした。

そのうち午前の4時間は、

①ラリー練習

②スペインドリル

③マッチ練習

④フィジカルトレーニング

という構成で、ひとつづつが1時間で計4時間といった具合です。

午後は、

①スペインドリル

②マッチ練習

といった感じでいたが、

午後のスペインドリルは、30分程度でマッチ練習が長めという感じでした。

年間を通して、プレイヤーの多さなども考慮されて、

時間配分が狂うこともありましたが、だったいこういう流れでした。

ではスペインドリル以外の練習を紹介していきます。

といってもシンプルであんまりたくさんありませんが。。。笑。

今日はラリー練習の中から、日本でもよくやる『ストレートクロス』を紹介します。

みなさんご存じだと思います。

シングルスのコートで片方はクロスのみ、

もう片方はストレートのみを打って、左右に走りながら

八の字にラリーを続けていく練習です。

photo:01


ここからスタート!

photo:02


赤いプレイヤーはクロスへ!

photo:03


青いプレイヤーはストレートへ!

photo:04



それを赤いプレイヤーはクロスへ!

photo:05


そして青いプレイヤーはストレートへ!

photo:06


そしてまたクロスへと繰り返します。

photo:07


プレイヤーの動きとボールの動きは上の図のようになります。

ちょっと見にくいですが、プレイヤーの動きが真横の動きになっていないのが、

大切なポイントです。

相手のボールが少しでも短ければ、前に入って攻撃します。

(エースを取っても構いません)

そして相手のボールが深ければ、少し斜め後ろに下がって深く返球するようにします。

プレイヤーの動きは、真横ではなく、いつも斜め前か斜め後ろになります。

毎回、攻撃か守りを意識しながら打ちます。

もう一つこの練習での重要なコンセプトがありますが、長くなるのでまた次回に!!

かなり体力も技術も必要な練習です。

なかなかうまくできません。

僕は今でも苦手です。。。

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