ご家庭で楽しみながらできること。
家庭でできること何かありませんか?LINE@などでよくある質問です。専門家にしっかりと指導してもらったストレッチなどが理想ですが、今日は専門家でなくともできることを紹介します。
得点の数え方をゲームで学ぶ
テニスのルールで難しいのが得点の数え方です。1点・2点という数え方ではなく、15点・30点と増えて行きます。また次が40点だったり、デュースがあったりなかったり。そして6ゲーム取ったら勝ちと言いながら、7-5とかいう終わり方になったり、タイブレークなるものが始まったりと、小さなお子様に教えるのはとても大変です。テニスのレッスンでは得点を書いたカードなどを使って審判をしてもらい、点数のつけ方をおのえてもらいますが、ご家庭で手っ取り早く楽しく学べるのにおすすめなのは、こちら。
お子様と楽しみながら簡単に覚えられます。プレイ+ステイの試合は、テニス歴が浅くても参加可能ですから、いつ初陣が決まっても大丈夫なように準備しておきましょう!
競技テニスの流れを漫画で学ぶ
正しい情報を頭に入れておくことはとても大切です。協会の試合に出て、全日本大会、そして世界への扉はどのように広がっているのか?そんなことに興味がでてきても、なかなかイメージが湧かないと思います。どのような階段を登って行けば錦織選手の後に続いていけるのか?そんなことを学びたければこれです。
ジュニアの仕組みから世界への登竜門的な大会へのチャレンジまで書かれています。世界への扉を開くにはお金の問題が大きく絡んでくることも書かれています。全体の流れを知るには言いと思います。
古典に学ぶ
そして日本と世界との距離。地理的な要因から絶えず世界の中心から離れたところから世界を目指すことの難しさ、そしてなんとか解決しようとする姿勢を学びたければこちら。
当時はテニスの中心はヨーロッパではなく、アメリカやオーストラリアでした。ですが、なんとかそれらに追いつこうとして、低年齢の大会は総当たり戦にしようなど、施策を練るシーンがたくさん出てきます。現代におけるテニスの悩みも尽きませんが、今も昔も変わらない問題点を再確認するには良書だと思います。地理的な要因が生み出す問題は、航空券が安くなったくらいでは、なかなか解決できないです。
おまけ
昨日紹介した勉強の記事の余談ですが、できる子はテニスノートも一味違います。段落を使い分けたり、コーチが言ったちょっとした一言もまとめてあります。
他人が見てわかるということは、書いた本人が見返しても十分理解できるということ。私が雑談レベルで言った英語のアドバイスもメモってあってびっくりです。
本当は比較級使った方がいいんですけど、そんな細かいことよりも、書き留めてあるところが素晴らしいと感心しました。こんな本もありましたね。
東大はまだ気が早いですが、ノートの取り方を学ぶことも間接的にはテニスの向上につながってくるでしょう。
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