外人って何食ってるからあんなにデカくなるんだろう?海外のジュニア選手の食事。
何食ったらあんなにデカく、筋力が強くなる?
海外に行くと、身長も足の長さも身体の分厚さも、全てにおいて日本人は負けています。とにかく身体が大きい。スペイン人の身体のサイズは、ヨーロッパの中では小柄な方です。身長は日本人くらいです。でも筋肉の密度が違うというかパワフルさでは負けています。よく冗談で『何食ったら、ああいう風になれるんだろう?』なんて言いますよね。私が留学中や、遠征先で見て来た海外の選手の食事について書きたいと思います。
一番大食いなのは日本人
俗に言うドカ食い的な食べ方をするのは、日本人に多く見られます。私も自分の留学時代は、かなりの量を毎日食べていました。おそらくですが、一番ご飯を食べていた部類に属していたと思います。海外の選手は、思ったほど量を食べないと言うのが、私の感想です。これは大人になっても同様で、私よりも身体が大きい海外のコーチ達が、私よりもたくさん食べるかと言うとそうでもありません。はっきり言って、カレー何杯食べられるか?みたいな大食い対決なら負けない自信があります。でも彼らはみんな私よりも身体が大きいです。そして歳を重ねるごとに、日本人ではつかないくらい脂肪がついてきます。あんまり食べていないのに、ある意味でかわいそうに感じます。
でも身体の大きさではどんどん差をつけられて行く。
外国人よりも食べるからと言って、外国人よりも身体が大きくなる訳ではないのが残念なところです。もちろん栄養素なども考慮に入れなければならないですが、もともとの遺伝からくる要素はかなり大きいと思います。それは筋力トレーニングをしていても感じます。同じトレーニングをしていても、筋肉がついて行くスピードでは日本人は負けているなぁと思いました。私は留学中、いつも残って1時間ほどトレーニングをしていました。今トッププロとして活躍するファン・モナコ選手もたまにしていましたが、みるみるうちに身体が大きくなって行くのに驚きました。絶対に家でも何かやっているんじゃないかと疑うほどです。
日本人は食にも十分気をつけて自分のポテンシャルの全てを発揮して行く必要がある
最近では大谷翔平選手やダルビッシュ選手の食事などが話題になっています。
日本人は食事にも十分気をつけて、ポテンシャルを最大限に発揮しないと海外の選手とやり合うのは厳しいです。栄養学もしっかり学んで、まさに食べることも練習だと意識して食べる必要があるでしょう。そしてトレーニングも工夫して、出力の高い身体にしていく必要があるでしょう。外国人は食事に無関心でも、どんどん大きくなりますが日本人はそうでもないというのが現実です。食事も練習だと思って努力する必要があります。アンヘルもそう言っていましたよね。
世界1位を4人サポートしてきたスペインの伝説級コーチに親の役割について聞いてみた。アンヘル・ヒメネスインタビュー!
おまけ
ちなみに11月にスペイン遠征に行った10歳の女の子の夕食です。
この肉料理と
サラダとバスタ。
そして上の写真のパスタを皿に2回お代わり、そしてパンをさらに3切れ、ヨーグルトとアイス2個ずつで締めます。日頃からご家庭でしっかりと食べるように教育されているのでしょう。当然ながら練習で最後までスタミナが持ち、大会では2−2スタートですが、3セットマッチを1日に6試合もこなしました。(急遽U12とU14に出た為)しかも優勝とコンソレ優勝です。ドカ食いが良いとは言いませんが、食事について考えることは大切ですよね。
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