強いヨーロッパジュニアテニス選手が打つ、厚いあたりのストロークから学べること


それは
速いスイングが良いスイングとは限らないこと
です。ジュニア選手でも強い選手が打つストロークのあたりの厚さは目を見張るものがあり、憧れます。迫力はありますが、スイングスピードがものすごく速いかというと、速さだけでなくラケットコントロールが上手いことがわかります。

速いスイング≠速いボール

スイングが速いからといって、その分ボールが速くなるかと言うとそうではありません。厚いあたりにすることが大切で、かすれたあたりでは、スイングは速くてもボールは飛びません。

スイングの速さとボールの力

・ライジングで打つ
・厚いあたりで打つ

ことで、スイングスピードを効率よくボールスピードに変えることができます。強くて重いボールを打っているジュニア選手のスイングスピードは、間近で見るとそれほど速くない場合が多々あります。

合わせて読みたい過去記事

 

速いスイングが必要なケース

ボールにしっかりと回転を与える必要があるショット
・ニュートラルラリーで使うエッグボール
・キックするセカンドサーブ

などは速いスイングが必要になります。このケースでは、スイングスピードの速さに対してボールのスピードは遅くなります。スイングの速さは回転量に反映されます。

ヨーロッパ

ヨーロッパの選手は肉体的に恵まれているので、手打ちでも速いスイングスピードを出すことができます。そこばかりに目がいってしまいがちですが、実際に強い選手がいつも速くスイングしているかと言えばそうでもありません。強い選手ほど、ボールの上がりっぱなを厚くとらえるテクニックが高いです。

合わせて読みたい過去記事

 

注目記事

テニス留学・質問についてお問い合わせ