サッカーとゴルフに挑戦中!
テニスに上達のヒントがたくさんあると睨んでいた2つのスポーツ。
テニスコーチをしていた時は年中無休、週休ゼロの状態でしたが最近は少し時間があります。そこで以前からチャレンジしたかった2つのスポーツに挑みました。サッカー(フットサル)とゴルフです。基本からやらずに、何事もいきなり試合をするのが自分流。テニスも高校生の秋に始めてすぐに試合に出ていました。アンダーサーブで、フォアハンドはバックフェンスまで飛んで行ってましたけど。。。
サッカーはテニスよりもオープンスキルの高さが問われるスポーツ
サッカーはなかなか機会がないので、フットサルに。飛び込みで試合コース(エンジョイクラス)に入れてもらいました。テニスの大会のクラス分けでもよくあることだけど、どこがエンジョイ?って感じ。全員元サッカー部。パスをもらった後の寄せが早くて、次に何をするかの判断が全く間に合わない。そして自分がボールをもっていない時も、何をすればいいのか?判断して行動しなければならない。もう全くのお荷物状態。
サッカーで学べるのは、相手がいて絶えず状況が変わる環境での判断スピード。テニスも同じで、こう言ったオープンスキルがとても重要になります。次に起こることを考えて、相手が嫌がる最善の選択をし続けることが求められます。
ゴルフはテニスよりもクローズドスキルの高さが問われるスポーツ
こちらも打ちっ放しで50球ほど打って、いきなりコースにチャレンジ。テニスではボールを引きつけてコースを隠して、先に少し身体を開いて打つタイプなので、ゴルフは全てドスライス。一緒にプレイしてくれたのは100前後で回る人達だったので申し訳なかったです。テニスではバックバンドスライスが得意なので、そのフィーリングに似ているバンカーはうまくできました。
ゴルフはサッカーとは対照的にクローズドスキルが求められるスポーツです。テニスよりもスイートスポットが遠く小さいので、より精度が高いスキルが求められます。
テニスはサッカーとゴルフの要素が両方必要。
テニスは、サッカーのようなオープンスキルの要素が高いスポーツと、ゴルフのようなクローズドスキルの要素が高いスポーツの中間に位置すると思います。どちらも同じくらい大切だと思いますが、日本人にとってかけているのはオープンスキルの要素だと思います。
気づいたこと
サッカーとゴルフ。今から上手くなれるのは、明らかにゴルフだと感じました。それくらい瞬間的な判断力を磨くのは難しいです。歳をとってからでは無理なんじゃないかな。頭が硬いし。低年齢でいろんなスポーツをした方がいいと昔から言われますが、その通りだと思いました。ずっと昔の記事に書きましたが、サッカーもテニスもやっているキッズは、空間認識の能力がものすごく高かったのを思い出します。後から考えることはいくらでもできますが、重要なのはその場で一瞬で考えられるかどうかです。オープンスキルは低年齢でしっかりと鍛えておかないといけないですね。
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